Alchemy Universityの始め方
初めに:Alchemy Universityとは?
Alchemy Universityとは、ブロックチェーンなどのweb3向け開発者サービスを提供しているAlchemy社が実施している、オンライン学習サービスです。
無料でJavaScriptからSolidity、Dappsと呼ばれる分散型アプリケーションの作成(※これから拡充予定)まで一気通貫で学べ、Web3エンジニアのスターターパックと言える内容となっています。
行き詰まった時は、discordで質問すれば、チューターや他の生徒が答えてくれるいいコミュニティも整っています。
現在はプレサービスの位置づけであり、Alchemy Universityの公式サイトからEearly Accessに申し込み、当選した後、会員NFTをmintしサイトでウォレット認証できた人だけ利用ができます。
ですので、まずは公式サイトのApply for early accessから申し込みを行い、当選メールを待ちましょう。
これだけ魅力的なサービスですが、実はTwitterを見ると中退者が多くいます。
その理由は恐らく、サービスが完全に英語しかないからでしょう😇
このブログは、自分の復習と日本語話者向けにAlchemy Universityの内容を非公式で勝手に和訳したものを記述していくものです。
ちなみに、日本語訳してあっても、完全初心者向けとは言い難いので、できればこの位の知識があると挫けず進められると思います。
・JavaScriptプログラミングの知識、具体的にはオブジェクトや配列、非同期通信位は理解している人
・VSCを用いてのローカル開発の経験がある人
・英語に苦手意識がない人(ネット検索する時にある程度は必要)
尚、これらがなくても時間と根性さえあれば何とかなります。君次第だ!!
コースの進め方
読み物系は問題ないと思いますが、大きく2つ躓く点があると思いますので、その点を補足します。
コーディング問題について:
Alchemy Universityのコーディング問題は、指示を読んでも何をすればいいかわからなかったり、コースで習ってない解き方をしてくる意地悪な問題が非常に多いです。
問題に詰まった場合はdiscordで質問する事が要望されていますが、聞き方がわからなかったり、英語でどうやって質問すればいいかわからないという人も多く、ハードルが高いでしょう。
そういう時はさっさと模範解答をみるのも手です!
見方は、コード問題の画面の右端にある?マークを推し、
Stuck?Don’t peak until you’ve given up!のタブを押すとメニューが更に開くので、CODE SOLUTIONS:に出ている自分が見たいコードタブの青ボタンを押します。
そうするとこのように模範解答が出てきます。
右下のReplace with Solutionを押すと、自分のIDE画面にそのまま回答がコピペできるので、ズルもできます。
が、正直JSコースの初め部分くらいは模範解答なしで解けないと、これからのコースは非常に厳しいと言わざるを得ません。この後もAlchemyのJSコースは初心者を置いてけぼりでビュンビュン進んで行きます。
今の段階で不安になっている人は、まずはProgateやドットインストールの無料部分までをやってみて、最低限の知識を習得し、改めてAlchemyをやってみましょう。
個人的には翔泳社の独習JSがAlchemyで必要になるJavaScriptの知識の全てを網羅しているので、本気でWeb3エンジニアを目指したい人にはお勧めです。私も助けて貰いました。変数とは何か、関数とは何か、プログラミングとはどういうものか…など、丁寧に書いている良著です。
独習JavaScript 新版
また、Solidityコースで作るアプリケーションのフロント部分はReactというJavaScriptのライブラリを用いて実装する為、そちらの知識も合わせて学習する必要があります。
公式サイトもよいのですが、内容的にはハードなので、本で学ぶのもよいでしょう。私はヘナチョコなので以下の本に大変助けられました。
基礎から学ぶ React/React Hooks
ローカル開発について:
コース中のどのweekも終盤に差し掛かると、自分のPCにソフトやサンプルコードをGitHubからダウンロードしてアプリを動かす、weekly assignmentというローカル開発のセクションがあります。
week3のassignmentの例)
人によってPCの不具合があったり、タイプミスに気づけず永遠にうまくアプリが動かない事も予想できますので、ある程度時間をかけてもできない場合は、サクっと飛ばしてしまいましょう。ゆくゆくはできた方がいいのですが、詰まって時間を浪費する事の方が勿体ないです。飛ばしてもコース内容は理解できるものとなっています。
ちなみに、Solidityのweek7は自分で開発するweekになるので、遅かれ早かれ壁がやってきます。飛ばした人は、粛々と準備だけは進め、できるようになっておきましょう。
以上、大事な点しか補足してないのでコースを進めると分からないことだらけだと思いますが、DYORはエンジニアの基本です!一緒に右往左往しながら頑張っていきましょう!!
Discussion