AWSとは?
まずは、これから扱おうとしているAWSがそもそも何者なのかを理解しておきましょう。
AWSとはAmazon Web Servicesの略で、あのご存知Amazon社が提供している100以上のクラウドコンピューティングサービスの総称のことです。
コンピューティングサービスとは、インターネットなどのネットワークを経由してコンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態のことであり、平たく言うとインターネットを通じて提供されるサーバーやストレージ、データベース、ネットワーク、ソフトウェアなどの各種サービスのことを指しています。
また、AWSのようにインフラをインターネット経由で提供してくれるサービスのことをIaaS(Infrastructure as a Service)と呼ぶのですがが、AWSはその中でも実に45%のシェア率を誇り、2位のAzure(18%)を大きく引き離して堂々の第1位です。(2020年8月 ガートナー調査)
ですので、特にこれからサーバやインフラ周りの勉強を始められるという方は、
・利用者が多いため、その分参考となるドキュメントが多い
・AWSを利用している企業が多いため、身につけた知識が業務に直接結びつきやすい
・大は小を兼ねる(?)
などの理由から、まずはAWSを触ってみることをお勧め致します。
本書も例に違わず、これらAWSのサービス群からEC2(サーバ)やRDS(データベース)などを利用していく予定です。
AWSのアカウント作成方法に関しましては公式ページに詳しく記載されておりましたので、詳細はそちらをご確認ください。
アカウントの作成が完了し、ログインページよりログインが完了致しましたら、下記のようなトップページへと遷移するかと思います。
こちらのページが表示されましたら、いよいよ実作業です。
第3章、環境の構築へと移っていきましょう!