C言語ではscanfを使ってキーボードで値を入力することができます。
型を最初に指定した後に、scanfを使って入力します。
int a; double: b; char x; char y[25];
整数入力 scanf("%d", &a);
実数入力 scanf("%lf", &b);
1文字入力 scanf("%c", &x);
文字列入力 scanf("%s", y); ←配列変数には&はつけない
それでは、具体例のコードを入力して実際にやってみましょう!
最初に、#include <stdio.h>と書かれていますが、<stdio.h>というヘッダーファイルを読み込みますという意味です。ヘッダーファイルは、標準Cライブラリと呼ばれる「ライブラリ」です。簡単にいうと説明書をたくさん保管してある図書館です。頻繁に使う関数(変換装置)を前もって定義してまとめておいていつでも引っ張ってこれるようにした方が効率がいいわけです。それを実現したのが「ライブラリ」と呼ばれるファイルです。つまり、このライブラリの読み込む事によってprintfなどを使えるようになるので最初に読みこんんでいるわけです。
そして、次にint main(void)とありますが、これは整数を返すmainという名前の引数なしの関数という意味です。voidは引数がないことを表しています。そのあとは、scanfで入力してprintfで出力をして0を返して終わりになります。
具体例
#include <stdio.h>
int main(void) {
int a;
scanf("%d", &a);
printf("あなたが入力した値は%dです\n",a);
return 0;
}
実行
5
あなたが入力した値は5です
具体例
#include <stdio.h>
int main(void) {
char y[5];
scanf("%s", y);
printf("あなたが入力した文字は%sです\n",y);
return 0;
}
実行
scanf
あなたが入力した文字はscanfです