"Angular After Tutorial" と題した本書は、Angularのチュートリアルを終えた人が次に何を学べばよいのか、その道筋を提案することを目的にしています。Angularを学習する目的は人それぞれ、何をどのように学ぶかは目的次第で自由です。
その上で、本書はAngularを使ってユーザー体験と開発者体験を両立する持続可能なアプリケーション開発の実現を目指している人を対象読者とし、チュートリアルの後からその目標に向かっていくロードマップを示すものです。
本書に書かれていることはいつでもどこでも常に機能する 正解 (answer) ではありません。
読者には本書の内容をただ真似するのではなく、自分自身のユースケースのためのよりよい 答え (solution) を導くための選択肢を広げるために読んでほしいと思っています。
事前準備
本書は以下の基本的な学習を終えていることを前提としています。
また、HTML、CSS, JavaScript, TypeScriptなどAngularの基礎となる技術の初歩的な知識については解説しません。参考資料をいくつか紹介しますが、ご自身にあったものを見つけて学習してください。
- HTML の学習: ガイドとチュートリアル - ウェブ開発を学ぶ | MDN
- JavaScript | MDN
- TypeScript: Documentation - TypeScript for JavaScript Programmers
- JavaScript Primer - 迷わないための入門書 #jsprimer
誤字脱字・間違いを見つけたら?
Angualr After Tutorialはパブリックリポジトリで管理されています。
誤字脱字や記述の間違いを見つけたら、ぜひイシューとして報告してください。
軽微なものであれば、修正するプルリクエストを送っていただくことも歓迎しています。
フィードバック大歓迎です!
本書についてのフィードバックは Twitter の #AngularAfterTutorial ハッシュタグを使ってください。
コンテンツのリクエストも歓迎です!
更新状況
- TODO: 第1章の再編
- TODO: テストに関する章の追加
- 2021/09/11: Season 1のサンプルコードをAngular v12.2 + RxJS v7に合わせて更新(strictTemplatesにも対応しました)
- 2021/03/17: 「はじめに」の変更と「学習のロードマップ」の追加
- 2021/03/14: 再編のため依存性の注入の章を削除
- Zennでいくつかの章からなる本を管理するのが難しいため、章ごとに本を分けてAfter Tutorialは玄関口としてそれらへのリンクをまとめていく計画
- 2020/10/12: Zennへ移動、細かい文言のアップデート
- 2020/08/03: Season 2の"コンポーネントにおけるObservableの購読"の内容をSingle State Streamパターンに更新
- 2020/04/16: Season 1のサンプルコードをAngular v9系に合わせて更新
著者情報
Suguru Inatomi / 稲富 駿
Google Developers Expert for Angular
Angular日本ユーザー会 代表
Twitter: @laco2net
Website: https://lacolaco.net/
Blog: https://blog.lacolaco.net/