Chapter 07

さらに良いコードを書くために

dec9ue
dec9ue
2021.12.18に更新

正直、ここまでの文章を納得して理解できる方はModern C++をそれなりに読み書きできるようになっているのではと思います。また、「完全転送」とか「ユニバーサル参照」といった言葉をちらつかせ、混乱させつつマウントを取ってくる人には「私はアプリケーションプログラマだから関係ない!」と毅然とした態度を取れるようにもなったと思います。

が、しかし、必要に応じて言語仕様やライブラリ仕様を確認する必要が出ることも出てくるでしょう。また、テンプレートを書きたいとなった場合にはもっとツッコんだ理解が必要になってきます。手っ取り早く規格に基づいた解説を得たければ、C++ referenceを参照するというのが一つの選択肢です。

本ガイドと比較的似た目的をもつ有名かつ素晴らしい書籍として Effective Modern C++があります。このガイドと Effective Modern C++の大きな違いは、日常的に使用するメンタルモデルを作ることを最優先にし詳細とか実際に書き始めてからのハマりポイントなどは大幅に端折っていることです。(いや、何をどう比べてるんですか?比べられる立ち位置ですか?)

本ガイドよりもっと言語の広い範囲をカバーして学びたいという要求やゼロからC++について学びたい要求への対応としては江添さんのC++関連書籍を参考にするのもよいのではないかと思います。