Chapter 01無料公開

はじめに

/bin/zsh
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2020.10.03に更新
このチャプターの目次

概要

Rust を利用して Twitter API のラッパーを実装します。
今回実装するのは、下記の基本的なエンドポイントになります。

  • 自分の過去のツイート一覧の取得
  • 新規ツイートの作成
  • ツイートの削除

twitter-api のようなすでにあるライブラリは使わずに、自前で認証等のヘッダー・パラメータを組み立ててHTTPリクエストを送る形で実装を行います。

reqwest,serdeなどの基本的なライブラリは使用します。
※ OAuth は自力で実装します。

Twitter API ですが、最近もまたアップデートがあって、最新の情報を見つけるのが意外と面倒だったりします。ドキュメントも全て日本語化されているわけではなく、現時点でどのような仕様になっているのか、認証は何が必要かなど、今回の実装にあたって調べる時間が結構多かったです。
ですので、そのあたりが整理された一つのリファレンスとしても有用なものになっているのではないかというお気持ちです。

想定読者

  • Rust の文法についてある程度知っている人(初級者〜中級者)
  • Twitter API の仕様について知りたい人(認証とか)
  • Twitter API を Rust でいじりたい人
  • 既存のライブラリを使わずに一から実装してみたい人

環境

Rust および Cargo はすでにインストール済みとして進めていきます。
今回使用するバージョンは1.45.0になります。

$rustc --version
rustc 1.45.0 (5c1f21c3b 2020-07-13)
$cargo --version
cargo 1.45.0 (744bd1fbb 2020-06-15)

Cargo を使ってプロジェクトを管理します。
rustterという名前でプロジェクトを初期化しておきます。

cargo new rustter --bin
cd rustter 

環境の準備ができたので、それでは開発に移っていきます。