この章では、Codebase Answersの使い方を説明します。
Codebase Answersとは?
Codebase Answersとは、コードベース全体に関する質問をAIに投げかけることができる機能です。
裏側では、コードベース全体がEmbeddingされています。
Codebase Answersの使い方
基本的な使い方
Codebase(コードベース)とは、Cursorのエディタ上で、開いているフォルダ内のコードのことを指します。
ここでは、「README.mdの中身を教えて。」というプロンプトを入力して、「with codebase」という実行ボタンをクリック(もしくは「Command + Enter」)しましょう。
すると、次のように、README.mdの中身について、回答をしてくれました。
README.mdには、Cursorの基本的な使い方が記載されています。コードのハイライトやチャットの開始方法、Lintエラーの修正方法などが記載されています。
ここでは、RAGの技術が利用されているそうです。
「with codebase」ではなく「chat」で利用した場合
ちなみに、「with codebase」ではなく、通常の「chat」で実行した場合は、次のように一般的な答えが返ってきます。
Resync IndexによるIndexingの実行
また、もしも新しく作成したファイルやフォルダが参照されない場合は、「More > Resync Index」を実行しましょう。
特定のファイルをIndexingさせない方法
さらに、特定のファイルやフォルダを参照されてほしくない時は、「More > Configure ignore files」をクリックしましょう。
すると、.gitignore
のように、.cursorignore
というファイルが生成されて、無視するファイルやフォルダを指定することができます。
ここで、次のようにファイルを編集して、「Resync Index」を実行します。
README.md
その状態で、「README.mdの中身を教えて。」を実行してみましょう。
すると、次のようにREADMEが読み込まれていないことがわかります。
README.mdは提供されていません。
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