WindowsにGaussian 16🄬をインストールします.
インストール方法などは上記のサイトにまとめられています.
http://gaussian.com/techsupport/

Gaussian 16🄬

  1. インストールディスク内のsetup.exeを実行します. そのままNext>を押します.
  2. 別添のシリアルコードを入力します.
  3. あとは全てそのままNext>を押します.



  4. インストールが終わるとスクラッチファイルの保存先を聞かれますが, 基本的にはそのままで大丈夫です.


Pathの設定

GaussianはBashから呼び出すことが多いと思いますので, Pathの設定をしましょう.

  1. スタートメニュー>Windows システムツール>コントロールパネルを起動して右上の検索ボックスに環境変数と入力し, 環境変数を編集をクリックします.

  2. Pathを選択して編集(E)をクリックします.
  3. 新規(N)をクリックし, C:\G16Wを入力してOKを押します.
  4. PowerShellまたはWSLでg16を入力してEntering Gaussian System, Link 0=C:\G16W\g16.exe等が表示されれば完了です. Ctrl + cで終了できます.

bashによる自動化

手法, 基底関数, 核間距離などを変えたインプットファイルを生成するときには次のようなスクリプトが使えます. 次のスクリプトはH2\mathrm{H}_2分子の格間距離を5パターン変えて計算するものです. これはちょうどA.ザボ, N.S.オストランド著, 大野公男, 阪井健男, 望月祐志訳『新しい量子化学 上 電子構造の理論入門』(東京大学出版会, 1987)の表3.2を再現する結果を与えます.

gjf.sh
#!/bin/bash

for R in "1.32" "1.34" "1.36" "1.38" "1.40"; do
echo "# HF/STO-3G Units=AU

H2

0 1
H 0.0 0.0 0.0
H 0.0 0.0 ${R}


" > "H2_R=${R}.gjf"
done
done


echo "end"

次のスクリプトを実行すると, ディレクトリ内の.gjfファイルを全て計算します. Gitと一緒にインストールされるGit Bashで問題無く実行できます.

g16.sh
#!/bin/bash

export GAUSS_EXEDIR=~/../../G16W/
export GAUSS_SCRDIR=./scratch/
[ ! -d "$GAUSS_SCRDIR" ]&&mkdir -p "$GAUSS_SCRDIR"
cd $(cd $(dirname $0); pwd)

for file in *.gjf; do
  echo "$file"
  if [[ -e ${file//.gjf/.out} ]]; then
    echo "-> already done"
  else
    echo  "wait..." > ${file//.gjf/.out}
    g16.exe $file #>& ${file//.gjf/.out}
    echo "-> ${file//.gjf/.out}"
  fi
done

rm -rf $GAUSS_SCRDIR
rm Gau*
rm fort*

エネルギーは以下のように取り出せます.

grep.sh
#!/bin/bash

grep "SCF Done" *.out

read -p "..."