Chapter 09

Pythonのリスト内包表記

mimitako
mimitako
2022.09.25に更新

Pythonのリスト内包による関数の省略

for文の内包表記

リスト内包表記はPythonの中でも少し特殊な記述方法です。ちょこっとした内容であれば簡潔に書きたいという要望から出てきたものと推定されます。

さっそく書き方を見てみましょう

# [出力結果 for x in イテラブルオブジェクト]
[print(x) for x in range(0,5)]

'''
結果
0
1
2
3
4
'''

簡略化して記述するため、for文の中にいろいろ書くなら普通にfor文を記載します。今回の例のようにちょっとしたfor文を回したいときに利用します。

if 文の内包表記

if文も同じようにできます。

# [Trueの結果 if 真偽式 else Falseの結果]

x = 2
[x if x % 2 == 0 else print("xは奇数です。") ]

このような形で記述します。分岐が少なくコードを簡潔にまとめたいときには利用できるでしょう。

forとifを組合せて複雑に記述できますが、可読性が低下するためあまりおすすめしません。

終わりに

今回ボリュームが少なかったですが、知っておくと便利に使えるので、こんなものがあったと思い出せるようにしておきましょう。書き方を忘れたらここをもう一度見てみましょう。

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Revision History:
v1.0 2022/09/25 新規作成