小噺(各社での取り組み)
A社での話
- 会社設定
- 一応メーカを名乗る(ファブレスってやつですね)
- 品質管理部門はない
- 外資系非上場でトップダウン
- 提案はできないかなぁという感じ。
- 朝礼は吊し上げの場で毎朝憂鬱
- 登場人物と略称
- 私(お)--異業種転職しました!
- 年下の先輩(先)
- 部長(部)
- 部長代行(代)
- 社長(王)
- その他社員(他)
入社しました
品質管理部門がないということで経験者である(お)はA社設計部の品質管理課長補佐待遇(課長いないけど…)で入社しました。
【設計部構造】
(部)> (代) >課長 > (お) > (先)という部内序列
1.品質それ何ソレ?美味しいの?
(部): (お) さん、一応こういう工程で設計生産しています。この工程図理解してもらえますか?
(お) : (部)、こちら検証はところどころ入っていますが、品質管理の出番ないですよ?
(部): ああ、それは製造メーカと契約しているんで、(お)さんが歯止めをしなくていいですよ!
(お) : はぁ・・・
(先):(お)さん、それより試作品の組み立て方覚えてください。
(代):(お)さん、一体何をしているんですかね?海外支社と連絡とって品質改善してください。
2.不適合はない!不都合は均(なら)せ!
(お)は意を決してQC工程図を作成し、(社)へ提出を試みます
(他): (お) さん、一般社員は(王)と直接対応しないでください。必ず私に伺いを立ててください。
(お) : は、はい。
3.別れは突然に
- なぜかその後、急に(王)との面会がかない。素晴らしいドキュメントだとおほめをいただきました。(全然ドキュメント読んでなかったけど!)
- 次の日、(部)に呼び出され、どうも(お)さんは当社の求める人材で内容ですとドナドナ。
- 製品の問題点を指摘しても、オレが作ったんだ!工場が悪いだそうで・・・
- 会社からお願いされているのに自己都合で退職してくれだって!
- 多分これって多いんじゃないですかね。
- 労基署とかハローワーク言っても自分のレベルだとハローキティ状態だったのがなんとも。
- ブラックを辞めてしまうと次もブラックをつかみやすい。ホント、これはそう思いました。
話題の伏線
こうみるとなんかあの色系でしょうかね?
なんとこれ系な会社にいままで4社ほど当たっております。
中小だと
- トップが絶対。世にいうブラック的なところみたいでした。
- トラップが至る所にちりばめられている。
- 残業上等に関しては残業込々プラン?の会社(年俸制含む)でよく見られます。
- 残業非推奨の会社は逆に残業代分単位支給の会社ですね。(まあ健全と言えば健全ではあるが)
これが必ず入っていましたね。
OJTとかなく、即実戦ってやつです。
大きいそういう系だと
- 面接では口当たりのいいことを人事の方は言って下さる
- 世界的に活躍できるよとか、会社大きいからいろいろな仕事ができるよなど。
- なんかケータイの料金設定みたいです。こちらもトラップの嵐ですね。
- こちらは一応OJTあります。ただし、いきなりヘビーな業務から来てくれます。
- OJTが終わった後は先輩社員は必死なので、新人を助ける余裕があまりありません。
共通項は
- ギャップ大きすぎ~(By Ikkoさん)みたいな
シレっとB社へ
ブラックって実際、入らないとわからないですよね。
- 面接をしている将来の上司もなぜこんなににこやかに偽りの顔を見せられる?
- 入ったら、内容違うじゃん。
- 契約したら契約内容違うじゃん
- すぐやめられない人にはブラックはホント厳しいところです。
B社は隠しておこう
実際は言ってみると
[DTS]!? BTSじゃないの???
- Domestic Technical Supporter.つまり、職域限定職員
- あれ?面接と言っている事違うじゃない。
- なぜか社員のでありながら派遣臭がプンプンです。
- どうも自社で派遣会社をつくったみたいな形
そう、なにもできなんですよ。やるのこれだけってやつ
- なんか事業部という大きな壁があって異動という言葉すらない。
- 同じ会社にありながら、別の会社の社員という感じ。
- プロパー社員に聞いて、自分たちが切り込み部隊だということを知らされ、絶望。
- それは役割だけでない、ギャラにもあきらかに格差があった。
どうも派遣・請負に逃げられて作った組織らしい
- あまりのハードさに定着率が異様に低いという。
- 多国籍企業でオフィスの雰囲気にワクワクしたのにやる事って、家畜?
- 餌だけ食っていろと!
- 最後はマネージャーを拝命しましたが、このマネージャーがくせもので、廃人製造マシンだということ。まあ、公にはならないですけどね。突然いなくなっちゃうんだから。
- 多国籍だろうが、日本人が支配すると日本になり、そしてブラックになる。
工数をつけるシステムとかすごかったよ
- 仕事のやらせ方はまさに家畜の飼育です
- ただ、仕事の管理やナレッジベース・ドキュメントはレベルが高かった。
- 英語で読むのが基本ですけどね。
- なんせ、やっていることは最先端な方だった。
- でも、なんかほかの国から来ている人の方が楽そう。それがおかしいぞ。
- 日本人がすごいと思っていたのが今思えば昔話、お伽話だった。
- だって、あなたの会社にもフリーライダーっていませんか?
- これで会社が動くんだから、ホントすごいっすよ。
ナレッジベースはすごいんだけど、使いどころ無い!
- さすが多国籍企業、とりあえず関係ないけど聞けそうなやつに声かけるとマシンガンのような回答。さすが!
- トレーニングも完全オンラインだが、やりすぎると工数不足で業務の減点対象。
- スキルとナレッジを得るには実践の中で得る、アドリブが必要だという理不尽。
- 実際、責任者になって顧客の質問に聞いたことない話を回答させられましたけどね。運が良かったみたいで当てずっぽうでも正解だったようだ。
- 当てずっぽうでも一応勉強してましたからね。それが救ってくれたか。
- それにブラックを渡り歩いたくじ運の悪さがあるからな!
- 役職上はPM(プロジェクトマネージャ)になりましたが、人格崩壊の噂を聞いて逃げました(爆)
そういえばこういうのもあった
実際にはいってみると
- やっている事って大したことしてない。
- これはスキルも上がらん。
- 無論、有名な目標管理制度があるので、アピールはバッサバッサと切り捨て
- 社員でありながら、どこかの会社に派遣されているので、当然ギャラピンハネされている。
- そして、ぼーなるは5か月とかあったけど、確かに5か月だ!
- 基本給5万ってなんだよ!
- 別な項目でも書いたかもしれませんけど。
- 故に無意味に残業してやるって事が発生。
- 日本人って結局そんなもんかよってやつです。
でも、教育は1か月とは言え、しっかりやってくれた
- 普通派遣で入ってしまうといきなりぶっ困れるので、未経験にはつらいはず。
- 特定派遣なので、派遣先に向けた教育が施されている。
- 田舎から出てきて、鍵のない部屋で暮らし、だれか勝手に風呂に入った形跡あった。
- でも、上の世界を見る事ができた。
- 上の世界にあがるには何をすればいいのかわからなかった。勉強か?
- 改善だ。(後付けで感じる)
- 他のチャプターを読んで、改善する意識がないと感じたら、自分に投資をしていきましょう。
- 周りの優秀な奴らはあなたの周りからいち早く去っているはず。
- なんせ、ギャラが生かさず殺さずで、木造レ〇〇レスとかになっちゃうのかな。むしろそれより古いかも?でもレなんとかスって端から端まで音が筒抜けだったらしいですね。
ブラック企業と感じたら
- 経歴に傷はつくがメンタルがやられるので早めの転職活動をする。
- メンタルを強めてその会社の力となる
- 二択だと思うのですが、2は個人的にないんじゃないかなぁと思います。
- 繊細な人ほど、それはあきらめるしかないです。
- 大体、契約と実際に差がありすぎて体がもちません。
ブラックの先には
- 辞めずに上り詰めれば役職がついて収入が増える企業もあります。
- 昔は名ばかり管理職でコストが抑えられていましたが、それも知れ渡って、管理職ぐらいカネをくれてやろうという事なのでしょうか?
- 私自身は名ばかりのところで折れてしまったので、その先の景色を見たことがありません。
ブラックと言えば
- なんとか民とかは有名ですが、知れているところはまずはいらない。
- 転職サイトの情報をよく見る事
- 志向していないのに転職エージェントがやたら押してくるところはブラック。
- ブラックと言われているところでも意外とその業界の大手だったりするのがやるせないですね。
この内容自体はQCそのものに関係はないですが・・・
- QCの活動の一つである未然防止、KYといったところが生きてきます。
- どうも今いるところも部署によってはブラックみたい。アイツ辞めるってよ!
- 若手はスキルアップを職務経歴書を盛って力を次の職場で発揮しましょう。
次のチャプターで解説(ドリル)
補足:あなたが一番大事
これがすべてではないが
- 日本のリストラ
- 過剰ノルマ
- 成長できない(特に若い世代)
- 定年がない世の中
- 一人格たれ
- 上げればきりがありませんが、4以外は経験ありですね。
- あなたを守るために必要なことは必ずしも法であれ、同僚であれ環境などがあっても救われないことがあります。
- QCは一つの手法です。わかる人には有用なツールです。なんせ、モノづくりでもまれてきたものですがら。
ブラック企業と普通な企業
項目 | ブラック企業 | 法令順守企業 |
---|---|---|
勤務体系 | 不定期で長時間の労働が常態化。勤務時間や休憩時間が不明確。 | 定期的な勤務時間と休憩時間が設けられ、休日も確保されている。 |
残業時間 | 労働基準法を無視し、毎日のように長時間の残業が強いられる。 | 労働基準法に基づき、残業時間が制限されており、必要な時のみ行われる。 |
労務管理 | 法的なルールを遵守せず、勤務時間の記録が不適切または不正確。 | 労務管理が適切に行われ、勤務時間や休憩時間、残業時間などが正確に記録される。 |
賃金管理 | 労働者の過労に見合う賃金が支払われず、残業代が未払いの場合も。 | 労働基準法に基づいた適切な賃金が支払われ、労働時間に応じた残業代が支払われる。 |
休暇の取得 | 休暇の取得が難しく、長期にわたる連続労働が強いられることも。 | 休暇取得が推奨され、適切な休暇制度が設けられている。 |
勤続年数 | 労働環境の悪さから転職を余儀なくされるため、勤続年数が短くなる傾向。 | 良好な労働環境と待遇により、社員の勤続年数が長い。 |
マネージメント | 上下関係が厳格で、一方的な指示が多い。 | チーム内での意見交換やコミュニケーションが推奨され、全員が参加する経営スタイル。 |
- ブラック企業では、労働者の権利が十分に尊重されず、法的なルールが頻繁に無視されます。
- 過酷な労働環境のために、社員の離職率が高く、長期的な経験積み重ねが難しい場合があります。
- また、マネージメントは一方的で、社員の意見や提案がなかなか反映されません。
- 法令順守企業では、労働基準法などの法令を遵守し、労働者の権利を尊重します。
- これにより、労働者の安全と健康を守り、より良い労働環境を提供します。
- また、社員の継続勤務が可能で、社員の経験とスキルが企業にとって貴重な資源となります
- マネージメントは、社員の参加と協働を推奨し、経営方針や決定について開かれた議論が行われます
世界に名だたる企業も実はブラック
特定派遣をつかう、業務委託を使う
引用元:レバテック解説(最近CMながれてますね)
##派遣と業務委託の違い
指揮命令権の違い
- まず「指揮命令権の違い」について解説します。派遣契約では、派遣労働者は派遣先企業の指示に従って仕事に従事します。つまり、派遣においては雇用主である派遣元企業と派遣先企業の双方に指揮命令権がある状態です。
しかし、業務委託では委託者に指揮命令権はありません。そのため、委託者は受託者や受託企業の労働者に対して業務の進め方に関する細かい指示をしたり、業務時間や休日、作業場所の指示をしたりすることはできません。
なかにはカーストがある
- 派遣さんは社員さんの手足です。
- 大手だと○いてっくとかありますけど、リク○ートなんとかは生かさず殺さずだといってました。
- たとえ、大手出身でもそういう派遣にはならない方がいいですね。
- 百害あって一利なし。
- 名札やら、ユニフォームやらいろんな違いがあります。ちょっと注意してください。
- 大昔でいえば競走馬で名をはせた方がその手の搾取ビジネスをてんかいされていましたね。
派遣から這い上がるのはすごーく難しいです。
- ここはQCと関係ないかもしれませんが、使い捨てである事を自覚する事
- 自分の将来像、5年なら5年のあるべき姿を描いている事。
- ハッタリって意外と重要→ただし有言実行が必要です。
- PDCAでいうとひたすら同じところ回ってますのでスパイラルアップがない。
- ただ、それを認めてくれる会社ならそれは良い貨車かもしれない。
ハッタリかますなら有言実行
- いわゆるメッキが剥がれないようにする。
- 言ったことは必ずできる様にしておく。
- 事件は無限ではないです。仕事は無限かもしれません・・・
- 時間が有限ということを意識して、何をいつまでにどのレベルまで仕上げるか理解しましょう。
- 職務経歴書で盛ってしまったらやるしかない!やるんだ。
- まあ、口の上手い人はその辺はロンパってやつで遣り込めるんでしょうね。
どこがブラックかなんて簡単にはわからない
派遣の種類とその特性
普通派遣 | 特定派遣 | 請負 | |
---|---|---|---|
概要 | 派遣元が派遣労働者を派遣先に派遣し、派遣先が労働者に対して労働指揮命令を行う。 | 派遣元が特定の職種を派遣先に派遣し、派遣先責任者の指示のもと業務の実施をおこなう。 | 請負元が自社の従業員を派遣先の専用スペースまたは、自社の独立スペースで請負った業務の実施をする。 |
指揮命令権 | 派遣先 | 派遣元 | 請負監督者(自社) |
雇用形態の流動性 | 高い | 中程度(正社員) | 低い (正社員) |
職務内容 | 一般的な業務 | 特定の職種に関連する業務 | 業務全般 |
考えたことあります?
ブラック企業とボーナス削減
-
ブラック企業では、経済状況や業績が理由でボーナス削減が行われることがあります。しかしその多くは、経営者や経営陣の経済的な都合によるものであり、従業員の労働環境や福利厚生の改善にはつながらないことが多いです。
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一般的に、企業はボーナスを業績に連動した形で支給します。つまり、会社の業績が良ければボーナスは増え、業績が悪ければボーナスは減る、というのが普通です。
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しかしブラック企業では、会社の業績が良くてもボーナスが減らされることがあります。これは、経営者が利益を最大化するために人件費を抑えるため、あるいは財務状況を良く見せるために行われます。
-
また、ブラック企業では労働者の過重労働が問題となりますが、これはボーナス削減とも関連しています。過重労働により労働者が疲弊し、体調を崩すと、その結果として生産性が低下します。
-
そして生産性の低下は業績の悪化につながり、それがボーナス削減の口実にされることがあります。
-
また、ボーナスの係数を基本給を使うことがありますが、この手の会社の場合は基本給を定額に抑えて、他を手当てにして月給だけはそれなりにみせるという手法がとられることがあります。
以上がブラック企業のボーナス削減のからくりとなります。派遣労働者の問題と併せて、労働者の権利を守るためには労働法規の遵守と、各種労働組合等の活動が重要です。