この本ではコーディングの速度について考えていこうと思います。

Web制作、ことHTML/CSSのコーディングを仕事にする上でそのスピードは必ず問われます。同じクオリティなら早い方がいいですからね（どんな仕事もそうですが）。

しかしコーディング領域においてはスピードアップのためのツールが、そのまま品質の向上・安定化につながるケースも良くあります。ですからなるべく支援技術は使っていきたいところです。

そこでコーディングの速度上げるのに有用なツールや技術、あるいは考え方を紹介していきます。

ちなみに、コーディングスピードの改善方法を紹介していくわけですが、厳密に言えば「コーディング業務」の速度改善について考えていきます。

つまり単純にコードを速く書くということだけでなくコードを書く前段階の話、あるいはコードを書いた後の話もします。コードを書く速さには困っていない、という方もぜひ読んでください。

そして最も重要なのは「コーディングの速度が速い＝利益が大きい」ということです。タイトルにいかにも怪しい文言をいれていますが、なぜそうなるのか「はじめに」の章でちゃんと詳しく説明しているので必ずご覧ください。

【脱・初心者&利益倍増】ツールを駆使して爆速コーダーになるためのパーフェクトガイドブック - セカヤサBooks

はじめに

コーディングそのもの編

- 短縮記法を導入する

- 短縮記法をカスタマイズする

- 入力をサポートしてくれる機能を使う

- スニペットを使う

- タッチタイピングを覚える

- ショートカットを覚える

エラー対策編

- コード整形ツールを使う

- 全角スペースをわかりやすくする

- スペルミスを見つける

デザイン→コードの変換効率編

- デザインからHTML構造やCSSをすぐに考えられるようになる

- デザイナーと協力する

- デザインツールの数値の読み方を工夫する

環境編

- HTML/CSSだけのプロジェクトでもホットリロードを使う

- ローカル環境でもスマホ実機でサイトを確認する

- Githubにpushした時に、自動でサーバーへデプロイを行う

- コピペを圧倒的に使いやすくする

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