Chapter 04

  環境構築(Windows編)

heyhey1028
heyhey1028
2023.02.17に更新

Windows の環境構築をしよう

1. Flutter SDK をダウンロード

まずは Flutter SDK を公式 HP からダウンロードします。下記 URL にアクセスし、Flutter SDK をダウンロードしましょう。

https://docs.flutter.dev/get-started/install/windows

ダウンロードしたファイルを Zip 形式になっているので解凍した上で、Local Disk 直下の開発用フォルダに配置してください

ここでは src という名前でフォルダを作成し、その直下に解凍した flutter フォルダを配置しています

2. PATH を通す

コマンドラインから flutter フォルダにアクセス出来るように PATH を通します

まず検索欄からenvと検索して、コントロールパネルを開きます

次にAdvancedのタブを開き、ウィンドウ下部にあるEnvironment Variablesをクリックします

次にPathを選択し、Editをクリックします

Newをクリックし、先ほど作成した flutter フォルダ内の「binフォルダ」のパスを入力します

ファイルのパスを確認する

ファイルのパスは bin フォルダを右クリック → properties →Location で確認することができます


最後に下記コマンドを実行し、パスが表示されれば設定成功です

$ which flutter

3.Android Studio のセットアップ

こちらの公式サイトからAndroid Studioをダウンロードします

利用規約文末の同意にチェックを入れ、ダウンロードを押します

ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを開始します

Android Studio の設定とインストール

ここからは特段こだわりがなければドンドン Yes や Next を押して進んでいきましょう。

Android Studio を立ち上げるとまず設定のインストールが始まります






これで設定は完了、次に Android Studio のインストールが始まります







インストールが自動的に始まり、終われば完了です

次に Flutter を使う為のプラグインを Android Studio にインストールしましょう

Flutter プラグインをインストール

Android Studio を開き、Plugin から flutter を探し、インストールを押します

以下のダイアログが出たら内容確認の上、Accept を押します

次に Dart プラグインも導入するか問われるので、install を押します

インストールが完了したら、「Restart IDE」を押して完了です

最後にコマンドラインから Android を実行する為のAndroid SDK Command-line Toolsをインストールします

Android SDK CLI をインストール

まず Android Studio を起動し、「SDK Manager」を開きます

次に「Android SDK」欄の「SDK Tools」タブを開き、 「Android SDK Command-line Tools (latest)」にチェックを入れ、「Apply」を押します

その後、確認画面が出るので OK を押してインストールしてください

これで Android Studio のセットアップは完了です

5. flutter doctor

Android Studio と Xcode の設定が完了したら以下コマンドを実行してみましょう

$ flutter doctor

flutter doctorコマンドでは Flutter SDK、 Dart、Android Studio、Xcode など Flutter 開発で必要とされるツールの設定状況を確認する事が出来ます

末尾に-vを付ける事で詳細な情報を表示してくれるので、エラーが発生しているような場合はflutter doctor -vで詳細を確認してください

ここまで来ればもう一息です。

7. Android License の設定

flutter doctorコマンドを叩いた際に Android toolchain に以下の様に!マークでメッセージが表示されていると思います。

最後にこの android license を設定しましょう

メッセージの指示通り、ターミナルから下記コマンドを実行しましょう

$ flutter doctor --android-licenses

すると下記の通り、いくつかのライセンス契約書を確認する様に求められるので y を入力した後 Enter を押して進みます

Review licenses that have not been accepted (y/N)? y

すると5枚ほどライセンスの確認書類が表示されるので全て y を入力して Enter で承認します

通常のターミナルに戻ったら設定完了です

8. 必要な項目が Green になれば終了!🎉

最後にもう一度flutter doctorを実行し、FlutterAndroid toolchainAndroid Studioなどの項目に緑色のチェックが入っていれば 完了です。

ChromeVisual Studioについては必要になった際に適宜インストールしてください。

これでアプリ開発の準備は整いました!!お疲れ様でした!!👏