Chapter 02

インストールしてみよう Windows編

boiledorange73
boiledorange73
2021.04.15に更新

はじめに

まずはPostGISをインストールしなければなりません。

ここでは、Windows 10上で、PostgreSQLに同梱されているスタックビルダを用いたインストールを紹介します。

PostgreSQLのダウンロード

PostgreSQLをインストールしたうえで、同梱されているスタックビルダを使ってPostGISをインストールします。

https://www.postgresql.org/download/windows/ で "Interactive installer by EDB" の節にある "Download the installer" をクリックし、EDB社サイトに行き、ダウンロードします。

ダウンロードしたexeファイルを走らせて、インストールを行ってください。

PostgreSQLのインストール

最初にインストール先を選択します。デフォルト通りでいいと思います。

インストール先選択ダイアログ

次に同梱されているソフトウェアからインストールするものを選択します。全て入れることをお勧めします。最低でも "Stack Builder"は入れて下さい。

同梱ソフト選択ダイアログ

データディレクトリを選択します。これもデフォルト通りでいいと思います。

データディレクトリ選択ダイアログ

PostgreSQLインストール時には"postgres"という名前のユーザが作られますが、そのパスワードを設定します。このパスワードは忘れないようにして下さい。

postgresパスワード設定ダイアログ

サーバが待機するポートを指定します。これもデフォルト通りでいいと思います。

サーバ待機ポート指定ダイアログ

ロケール(言語)を指定します。デフォルトである"[Default locale]"を指定するべきです。

ロケール指定ダイアログ

インストール内容を確認するためのダイアログが表示されるので、間違いが無ければ(多分無いですが)"Next"をクリックします。

インストール内容確認ダイアログ

もう一回"Next"をクリックしてインストールを開始します。

インストール開始確認ダイアログ

インストールが終了しました。"Stack Builder may be used ..." と出ている箇所のチェックボックスがオンにすると、直後にスタックビルダが実行されるので、そうして下さい。

インストール終了ウィンドウ

PostGISのインストール

PostgreSQLをインストーラから入れた場合には、上記の通り、インストール終了ウィンドウでチェックボックスをオンにすると、スタックビルダが起動できるので、起動させて下さい。

一旦PostgreSQLのインストールを終えてしまったなら、WindowsメニューのPostgreSQLフォルダ内にあるので、これをクリックして下さい。

Windowsメニューを表示しているところ

次のようなウィンドウが表示されます。

スタックビルダの「ようこそ」画面

さっそくやってみましょう

最初にインストール先のサーバを指定します。通常なら、次の画面のように、5432番ポートにつなぐよう指定します。その後「次へ」ボタンをクリックします。

インストール先設置

インストールしたいアプリケーションとして、"Spatial Extensions"内にある"PostGIS"を選択します。その後「次へ」ボタンをクリックします。

インストールしたいアプリケーションを指定したところ

選択されたパッケージの表示を確認します。その後「次へ」ボタンをクリックします。

選択されたパッケージ表示画面

ダウンロードが行われます。

ダウンロード中に表示される画面

ダウンロードが終了したら「次へ」ボタンをクリックします。

ダウンロード終了時の画面

PostGISのセットアップが始まります。まずはライセンス (GPL)を確認したうえで"I Agree"ボタンをクリックします。

PostGISセットアップの初期画面

インストールする要素を選択します。通常は"PostGIS"だけにチェックを入れます。その後 "Next"ボタンをクリックします。

インストール要素選択画面

次にインストール先フォルダを指定します。通常は、PostgreSQLのインストール先です。その後 "Next"ボタンをクリックします。

インストール先フォルダ指定画面

インストールが終わると、数件のシステム設定変更を行うか確認されます。

環境変数PROJ_LIB(PROJのインストール先のパス)を設定するか尋ねられます。通常は「はい」をクリックします。PROJ_LIBを別に指定する場合には「いいえ」をクリックします。

PROJ_LIBを設定するかどうかを確認するダイアログ

環境変数GDAL_DATA(GDALで使用する設定ファイル類のインストール先のパス)を設定するか尋ねられます。通常は「はい」をクリックします。GDAL_DATAを別に指定する場合には「いいえ」をクリックします。

GDAL_DATAを設定するかどうかを確認するダイアログ

POSTGIS_GDAL_ENABLED_DRIVERS(有効なGDALドライバ)を設定するか尋ねられます。デフォルトでは全てのドライバは無効になります。「はい」をクリックすると、一部のドライバ(GeoTIFF, PNG, JPEG, XYZ, DTED, USGSDEM, AAIGrid)が有効になります。「いいえ」をクリックすると、デフォルト通り、全てのドライバが無効になります。GDALドライバを多く導入すると便利になる反面セキュリティホールになる可能性があります。PostGISをウェブサーバに繋げる場合には「いいえ」とした方が良いです。それ以外、特に一人だけで使用するような場合には「はい」としていいと思います。

POSTGIS_GDAL_ENABLED_DRIVERSを設定するかどうかを確認するダイアログ

POSTGIS_ENABLE_OUTDB_RASTERS(データベース外ラスタを有効にするかどうか)を設定するか尋ねられます。これに1を設定すると、ラスタデータをテーブル内に格納せずに、データベースのデータとは全く別のファイルとして保存されます。デフォルトではデータベース外ラスタは無効です。

POSTGIS_ENABLE_OUTDB_RASTERSを1に設定するかどうかを確認するダイアログ

これでPostGISのインストールが終了します。

PostGISインストール終了画面

PostGISインストールのウィンドウを閉じると、他にインストールするべきものが無ければ、スタックビルドも終了します。

スタックビルダ終了画面

おわりに

Windows 10上でのPostGISのインストール方法を示しました。しかしながら、現時点では、エクステンションの作成が可能になった状態です。

この次からは、実際にPostGISを使用します。