Chapter 07

機能紹介-深度メッシュ-

boichi
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2025.03.24に更新

はじめに

Unityから実機確認の方法については2章にあります!
Unityバージョン:2022.3.24f1
NRSDKバージョン:Unity SDK 2.4.0
使用機器:XREAL Air2Ultra、XREAL Beam Pro


(画像引用元:https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-air-2-ultra)

機能について

公式
https://docs.xreal.com/Depth Mesh/Overview

6DoF対応のグラスのみの機能のようです。(XREAL Light, XREAL Air2Ultra)
5章で紹介した平面検出に比べて、さまざまな形のメッシュを検知できるようです。

例えば、、

・仮想オブジェクトを現実のものの背後に表示
・より現実に即したリアルな衝突判定

とかできますね!

認識の注意点

認識しやすい条件

・均一な照明
・スムーズにゆっくり動く
・質感のある表面: カーペット、壁紙、木製の床
・距離範囲: 0.5m~3m

認識しにくい条件

・移動する物体
・暗い環境
・透明/半透明または反射面
・細い物体
・テクスチャのない表面: 白い壁、塗装されたデスクトップ

実機確認

Assets>NRSDK>Demos>Meshing
というシーンを開いてビルドしてみます。

動画
https://youtu.be/aCeTgr0IIzw

この動画のように、部屋の形に合わせて三角メッシュが生成されていっています!すごい!
どうやらこのメッシュは保存して開発に使ったりできるらしい。
10章で解説しています。
https://zenn.dev/boichi/books/c74289895fa98e/viewer/f74ec4