このチャプターの目次
HTML要素を並列させるには、主に2つのスタイルがあります。
1つはこのレッスンで学ぶ float です。
もう1つは、次のマークアップ言語シリーズ: Lesson 4 並列、Flexboxで学習をする Flexbox です。
floatの方が歴史は長く、Flexboxは新しい並列の技法です。
難易度はfloatの方が低く、Flexboxの方が少し高くなりますが、柔軟性はFlexboxの方があります。
まずは、並列の基本であるfloatから習得していきましょう。
floatとは?
floatとは、HTML要素を並列させるための技法の1つです。
名前の意味合いに、「浮く」という意味がありますが、その名前の通り、HTML要素を浮かせることで並列をさせます。
HTML要素が浮いている状態というのは、言葉だけでは想像しにくいと思うので、webページを横面から見ていることをイメージして、以下の図を見てみましょう。
floatの設定が付いている要素は、floatの設定がない要素に比べて、前面に出て浮いていますね。
floatによって浮いた要素は、左右や上下に他の要素がいないので、その分移動ができるということになります。
この「浮いている状態」ということをfloatを使う時には意識をすると、うまく並列しない時にも疑問が解決しやすいので、今後意識していくと良いでしょう。