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自宅鯖を始めてみたら意外と面白かった

2024/04/05に公開

この記事は工学研究部新歓ブログリレー5日目の記事です。
(飛行機を待っている間暇すぎたので書くことにしました)

自己紹介

電気通信大学に入学された24生のみなさん、こんにちは!23生のみみといいます。(Twitter: @mimi_chan_uec)
1年生の間は主にソフトウウェアで遊んでいました。(ハードウェアを触るといいながら全然やらなかったのは内緒)

この記事では、工研で布教された自宅鯖をやってみたら意外と面白かったことを話していきたいと思います。

23年5月 秋葉原講習

工学研究部には5月ごろに秋葉原にいって講習をやる、という実質的な新入生と在校生の交流会が存在しています。

みんなで数人のグループに別れて電子工作の部品屋から中古のパソコン屋など色々なところを歩き回って行くのですが、その途中で自宅鯖やるなら中古デスクトップ買うほうがいいよ、と先輩方からアドバイスをいただきました。

それまでは、中学生のとき中古で購入したノートパソコン(ThinkPad)で適当にサーバーもどきを建ててみようかな〜と思っていましたが、秋葉原講習でデスクトップを買う、という選択肢が追加されました。

実際に買う

色々悩んだ挙句、1, 2ヶ月後くらいに実際中古でデスクトップPCを買うことにしました。

中古でパソコンを買う全オタクの味方、ヤフオクを開き色々と探します。(この作業、わりと1日くらいもっていかれるのでレポートに追われていたり、試験が近いときはやらないほうがいいとされています、が私は試験の直前に探していた記憶がありますね)

その結果、一旦遊んで見るにはそこそこいいパソコン(Intel Core i3 Gen7)をそこそこ安い値段(5000円くらい)で買うことができました。

家(といっても電通大の寮、ドーム友達ですが)に落ちていたストレージとメモリをつかって、とりあえずUbuntuを入れてみました。

ちょっと触ってみる

Ubuntuを入れてちょっと触っていると、これが意外と楽しいことに気づきます。

実際に触って見ないとちゃんと理解しにくいネットワーク周りの知識など、新しいことをどんどん学ぶことができます。パソコン好きのオタクにはたまりません。

...と、しばらく触っていたら、Proxmoxなるものがあることを知りました。
とりあえず入れてみようと乗っていたUbuntuを破壊し、Proxmoxを入れます。

(ちなみにProxmoxとは、VM(仮想マシン)をその上で動かして、いい感じに管理できる、Debianベースのディストロです。)

気軽に破壊できるのも自宅鯖の良いところですね。

ファイルサーバーを建ててみる

しばらく遊んでいるうちに、夏休みが始まり、始まったと思ったら終わり、後期が始まりました。ここで、ファイルサーバーの日常生活での使用目的を見出します。

授業ではいろいろな資料が配られたりしますが、それを自宅鯖で管理したら良いのではないか?と思うわけです。そこで、ファイルサーバーを構築することを考え始めます。

早速、Proxmoxの上にUbuntuのVMを建て、そこにSambaでファイルサーバーを構築してみます。ちょっと設定すると、自分のいろいろな端末からアクセスできる、そこそこ便利なファイルサーバーが完成しました。

なお、後期は全然授業に行かず、行っても授業を聞かないという、とんでもない生活をしていたので、授業の資料が全く手元になく、ファイルサーバーの役割は皆無でした.....(オタク、授業に行こう)

ドーム友達はポート開放できるようにするには、追加課金が必要だったので、課金はせず、Tailscaleを使って外部からアクセスするようにしていました。

2台目を買う

そんなこんなで遊んでいるうちに、2台目が欲しくなってきました。

というわけで、今度は秋葉原に行ってみます。ジャンク屋で実際に買ってみようという魂胆です。ショップインバースという店に行き、ThinkCenterを購入しました。

色々おもしろそうなOS・ソフトウェアを試してみたいときの環境を構築するために買いました。

なぜか、また家にストレージとメモリが落ちているのでそれを使います。

...と、ここで、使っていたWifiルータのポートが足りないことに気づきます。
解決策はただ一つ、スイッチを買うことですよね!これもショップインバースで購入しました。

(ついでに秋葉原に800円で落ちていたWifiルータも買ったそうです)

こんなことをしていたら、学生寮なはずなのに、雰囲気だけ見たらそこそこ自宅鯖みたいな環境が完成しました。テンションが上がります。

1年生が終わって...

こんなことをやっていたら、1年生が終わりました。
1年前の自分と今の自分を比べてみると、明らかに自宅鯖をやっていく上で避けられないLinuxの知識がついたと思います。さらに、設定ファイルを編集するために、Vimも使うようになりました。(大学1年生で取ることになるコンリテや基礎プロの授業でもLinuxを使うため、授業内容を深く理解できるようにもなったと思います)

自宅鯖を構築するのにかかった金額はそこまで高くありませんが、それ以上の知識・経験を得られたかな...と思います。

新入生のみなさんには、ぜひデスクトップPCを購入して、何かしらのLinuxをぶち込み、自宅鯖もどきを動かしてみることをおすすめします!!1年後には技術がついた、と実感できるはずです!

最後に

というわけで、色々と話しましたが、新入生の参考に少しでもなれば嬉しいです!

日本語が書くのが得意ではないので、読みにくい文章だったらごめんね....

みなさんが工研に来てくれることを楽しみに待っています!

では、良き自宅鯖ライフを!

(飛行機の出発時刻の20分前に書き終わりました、楽しかったです)

電気通信大学 工学研究部

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