SSSSHDとかいう私しか使ってなさそうなストレージについての覚書
概要
要するにHDDにSSDのキャッシュ層を3層作るという内容
性能、電力消費、障害点の多さどれをとってみても同容量のSSD一枚指したほうがコスパいいと思うのでとても人に進められるような代物でもない自分のための覚書ですが改造バカ一台とか好きな人なら面白半分に読めそうな内容だと思います。
一昔前自作PCユーザやPS4ユーザの間で一瞬ブームになったSSHDを覚えてる方も多いと思う
少容量SSDのキャッシュを持った大容量HDDでSSDキャッシュにヒットした時だけSSD並みに早いというなんとも微妙な製品だけどSSDが高い時期にこれでHDD並みの容量でSSDの速度が手に入る的な煽り記事に騙された人達の間で一時的に売れたあの製品である。
このSSDのキャッシュ層を何層にも増やしまくったらどっかにヒットして本当にSSD並に早くなるんじゃね?という
美味しいもの+美味しいもの=超美味しいもの
みたいな低学歴特有の小学生的発想力で作り上げたストレージの覚書となります。
SSHDはSolid State Hybrid Driveの略だけどSSSSHDって何の略だよってツッコミは低学歴には理解できないのでスルーします🤪
それでは早速作り方を見ていこう
準備するもの
気づいたらPCが生えてくる系自作PCユーザなら殆どの資材は部屋の片隅に転がってるものばかりです。
- SSHDと謳われているHDD
私のは東芝製の2TBだった記憶がある。
- HyperDuo搭載Expressカード
RocketHybrid 1220を使ってます。
- 小さじ一杯程度の少容量SSDを2枚
床に転がってた少容量なので何使ったか覚えてないが
ドライブの容量見たら2.12TBってなってるからSSDは64Gを2枚使っていると推測される。
- StoreMI(FuseDrive)
AMDerなら無料で使えるね!
作り方
- SSHDと少容量SSDをHyperDuoカードにぶっ刺してCapasityモードで認識させます。(この時点でSSSHDになりましたおめでとう!🎉)
- StoreMI(FuseDrive)にもう一つの少容量SSDとSSSHDを合体させます。(やったねSSSSHDの完成だ!🥳)
実食
実測値
感想
VMのイメージをおいて日常使用しています。
もともとWindows7の時代にSSHD使ってあまりの微妙さ加減にカッとなってHyperDuoを買ってSSD+SSHD構成にしました。その時点で満足する性能が出たので長期運用していたのですが去年CPUをRyzenにアップグレードしたタイミングでStoreMIが無料で使えるという事実と転がってるSSDが目に入った瞬間に気づいたらPCに組み込んでましたSSSHD歴はもう覚えて無くて5年以上は使っているはずSSSSHD歴が去年からなので1年に届かない位です。
なんでこんなにストレス無く動いてるのかわからなくて怖い
多分SSHD、HyperDuo、StoreMIそれぞれのキャッシュアルゴリズムが違うから
他のアルゴリズムでは捨ててるデータもどこかのキャッシュに残っているのだろうと思われるが真偽は定かではない。
反省点
余っていた部品でノリと勢いだけで徐々に作り上げたこのサグラダファミリアストレージがこんなに長期間に渡って問題もストレスもなく使用出来るとは思っても見なくてそれぞれのドライブ毎の性能を測定してなかったのが悔やまれる。
一つ懸念点があって今使ってるStoreMIは初期のやつで中身FuseDriveなんだけど新型の方はAMD製になっててそっちに変えたらデータの書き込みの挙動がライトバックからライトスルーになるっぽい
安定性はライトスルーなんだろうけど書き込み速度が落ちるのでそっちに変えると性能劣化しそう。
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