GitHubとZenHubを使ってガントチャートでプロジェクト管理を実施するための手順
前提
この記事は、チームで働く際のプロジェクト管理方法をより良くするためのTipsです。
こんなチーム/人にオススメ
- タスク管理をKanbanで行っているけど、スケジュールの全体が見えなくて困っている
- プロダクト開発のソース管理をGitで行っている
- タスク管理もGitのIssueとかで管理している
- プロジェクト管理のために、色々なツールを使うのがめんどくさい
上記のどれかに当てはまれば、GithubとZenHubのプロジェクト管理がおススメです。
できること
ZenHubとGithubを連携させることで
- ガントチャートでのスケジュール管理
- GithubのIssue(タスク)とガントチャートを紐づけて管理することで、超絶便利なプロジェクト管理ツールが作れちゃいます
今回の内容では割愛しますが、スプリント管理や進捗レポートの出力などもできたりします
導入方法
Githubのプロジェクトがある前提の場合、Google Chromeの拡張機能をインストールすれば導入は完了です。赤子の手をひねるぐらい簡単ですね。
Chromeの場合は以下のリンクから拡張機能をインストールするだけです。
インストール完了後に、レポジトリを確認すると↓のようにZenhubのタブが出現していれば、導入は完了です!
サンプルイメージ
ロードマップの画面イメージはこんな感じ。ガントチャートで管理できるので、全体的なスケジュール進捗の確認ができます。
続いてボードの画面イメージ。通常のGitHub Projectでも利用できるカンバンとそんなに変わらないですね。
使い方
カンバンで管理しているタスクとガントチャートを連携させる際の基本的な考え方としては、
下記の3つの考え方さえ理解できていれば大丈夫です。
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Project(プロジェクト)
- EPICのカタマリ。 大きな目標 例: 〇〇機能のリリースみたいな
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EPIC(エピック)
- GitHubのIssue(タスク)のカタマリ(2~6週間ぐらいで管理するのが良いらしい)
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Issue(イシュー/タスク)
- GitHubのIssue。管理する場合はココがタスクになる
以下のサンプルイメージの場合、黒枠内がProjectで黄色枠内がEPICです。各EPICの詳細画面からIssueの詳細は確認ができます。
各EPICから詳細画面でイシュー/タスクを確認する画面はこんな感じ
黄色枠内が、このEPICに連携しているIssue達です。親子階層で管理ができるので楽ですね。
より詳しい使い方については、ZenhubがYoutubeでマニュアルを公開しているので、それを見れば理解できると思います。(英語ですが、画面見てればなんとなく分かると思う。)
料金
無料期間が2週間あるので、その間にチームとして浸透しそうかを確認してみると良いと思います。Publicのレポジトリを利用する場合は無料公開されていますが、まぁ現実的にはGROWTHプランになるかと思います。
まとめ
プロジェクト管理ツールとして、AsanaやNotion、Redmineなど色々試しましたが今のところ一番お気に入りです。GitのIssueと連携できるのが神。
やっぱりカンバンだけだと全体のスケジュール感が見えないので、ガントチャートがあると助かるんですよね。
あと、ごく稀に挙動が安定しないことがありますが、その際はリロードすると基本的に問題ないです。
是非、お試しください~~
Discussion
今は github が買収して github projects として正式に組み込まれたんでしたっけ?