プロジェクト管理ツールと気になってる諸々
概要
プロジェクト管理ツールを何個か使ってきたのでここらへんで自分の頭の整理のために軽くまとめる。
また今気になっているけれど触れていないやつに関してもいい機会だし調べる。
経緯
新卒で入社して一年半ほどたった現在と入社時でプロジェクト管理ツールへの興味度合いが一番変わったなとふと思った。
12月ですし、これまでで使ってたり、今使ってたり、使ってみたいプロジェクト管理ツールについて自分の中で整理したいなと思った次第です。
使ったことのある管理ツール
Backlog
株式会社ヌーラボ様から提供されているプロジェクト管理・タスク管理ツール。
シンプルなUIでプロジェクト作成からwikiの作成など幅広く対応できるイメージ。
シンプルがゆえにやれることも限られるので、もしプロジェクト管理ツールを使用するメンバーがエンジニアだけなのならもうちょっとエンジニアチックに寄せたツールを使っても良いかも。
でも導入企業様の声などから見れるように様々な用途を対象にしており、めっちゃ対象にできる顧客を増やせるような工夫がされていてすごいと思った。
良い点(主観)
- シンプル、課題作成などがエンジニア寄りではなくても作成しやすいのでは。
- プロジェクト管理ツールとして用いるがwikiを作成することもできる。
- 課題の一括登録が便利。
もうちょっとだけこうして欲しい点(主観)
- 検索機能がいまいち絞りづらい、画面右上に10件ごとに出るから探したい内容かもしれないページを探す段階で時間がかかる
- 課題の親子関係が1世代しか作成できない。子課題の子課題は作成できない
- シンプルが上にバーンダウンチャートなども最低限。チームとしてどうかくらいしか見れない(使いこなせてないだけかも)
linear
Meet the new standard for modern software development.
Streamline issues, sprints, and product roadmaps.
のように記載されている海外ベースのプロジェクト管理ツール。
こちらは完全にエンジニア、それもアジャイル寄りの開発を行うエンジニアリングチームに対しての導入が向いていそう。
エンジニアにとってできることの幅が兎に角多くて、痒いところに手が届くイメージです。
良い点(主観)
- エンジニアにとって開発効率が向上するような仕組み、issueを作成したら自動でブランチ名が作成され、そのブランチからPRを作成すると自動で設定のissue状態にしてくれる。
- 管理者にとって継続的な数値成果を確認しやすい、cycleという一定期間ごとのissue完了状態などが全体、個別などかなり細かくリアルタイムで表示され、cycle内での軌道修正にも、cycleごとのプランニングにも役立てることができる。
- issue状況のviewを担当者、状態、縦型横型などかなり詳細に指定して表示させることができる。
- たいていの操作をキーボード操作で行うことができる、issueを切るだけで一仕事なんてことがない。
- 検索が優秀、早いし、雑に検索しても拾ってくれる
- projectを作成すると、milestoneが設定でき、そのmilestoneごとにissue完了状態が数値で表示されるようになっている。
もうちょっとだけこうして欲しい点(主観)
- 課題一括登録ができない(もしくは自分が無知なだけ)、似たような課題を複数作成しなければならないのはめんどくさい
- 英語圏なので日本語のUIはない(issueに日本語名とかはもちろん大丈夫)
- エンジニア以外の方が使うようなプロジェクトの管理には向いていなさそう(というか機能過多な気がする)
notion
どちらかといえばドキュメント管理ツールとしてひろく使われているイメージだが、プロジェクト管理にも使えるとアピールされている。
良い点(主観)
- notionでプロジェクト管理も行うことでプロジェクト管理とドキュメント管理を行うツールが一元化される。
- notinoにあるデータベース機能などを享受しながらプロジェクト管理ができる。
- カレンダー形式では、依存関係があるタスクが一目でわかる。
もうちょっとだけこうして欲しい点(主観)
- タスクの状態更新が各々の手作業になる。
- ドキュメントのようになんでもできるがゆえに、会社で導入したらチーム間で管理スタイルや基準がバラバラになりそう(下手したらチーム内のメンバー間でも)
使ってみたい管理ツール
Jira
プロジェクト管理ツールの存在を最初にこの方で知りました。Jiraさん。
ただ現在のところ自分は使用する機会があまりなく、個人で導入してみただけなので一回は触ってみたいところ。
使用者が多いから参考情報が溢れてそうなのが良き。
asana
かんばんボードと銘打っているサービスは使用したことがないということ、使ってみないとですが、かんばんボードに関連する機能に開発及びプロジェクト管理体験向上の工夫が入っているのかなど、プロジェクト管理の過程の一機能であるケースが多いかんばんボードを売り出している理由が何かが気になる。
最後に
まとめてみて思ったけれど、自分は全然プロジェクト管理ツールの種類も詳細も知らないんだなと思った。
プロジェクト管理ツールを用いていかに可視化するかが重要だと思っているので様々な管理ツールを触って、そのPJごとに最適なプロジェクト管理ツールの使用を提案できるようになりたい。
備考
linaer Methodに関する読後をつらつらまとめるスクラップでも作成したい。
担当者レベル、PJレベルの両方でのタスクでの進捗度合いと後々の進捗速度予想ができるようなツール欲しい。
Aさんのaが遅れることによってbがXX日遅れ、PJ全体としてはYY日遅延の危険性が生じる的な...
参考文献
Discussion