Jai lang as usual

https://github.com/BSVino/JaiPrimer/blob/master/JaiPrimer.md この記事がJaiの理念についてやさしく詳しい。

言語の特徴

好きな関数をcompile time 実行にすることができる。
配列の構造と構造の配列の間の自動変換
実行時に利用可能なすべての構造体の静的な型情報を提供する
関数レベルのポリモーフィズム（Multimethod みたいなのかな？）
GC がなく、automatic ownership management （所有権の自動管理！？すごそう）

MACHINES THAT FILL MEMORY

GCやtemplated data streams、動的文字列クラスなどの言語機能は

速くコードを書くのには役立つが (write code faster)
速いコードを書くのには役立たない (write faster code)

FRICTION REDUCTION

Java ではすべてのオブジェクトがクラスである必要があるため、プログラマは必要なグローバル変数をグ> ローバルクラスに入れる必要があります。

Haskell では、すべてのプロシージャが関数であり、副作用がないことが要求されます。

C++ のラムダ関数構文は、クラスメソッド構文とは異なり、クラスメソッド構文自体もグローバル関数構文とは異なります。

Java、Haskell、および C++ は、 “big agenda” languages と呼べるものの例であり、言語の理想主義 (C++ の場合、一貫したビジョンの欠如) がプログラマの邪魔をします。Jai は、特に不必要な場合の friction に対する許容度が低くなるように設計されています。

DESIGN FOR GOOD PROGRAMMERS

優れていないプログラマでも事故りにくい言語、例えば Java などとは違って、優れたプログラマのための危険なツールも提供する、と。

PERFORMANCE AND DATA-ORIENTED PROGRAMMING

DATA-ORIENTED は玉虫色な用語で何を指しているか慎重になる必要があるが https://www.youtube.com/watch?v=rX0ItVEVjHc がリンクされていることから、メモリ配置についての方の DATA-ORIENTED 。低レイヤも含めたゲームプログラミングもスコープにしている Jai なのでよく分かる。最近出版された Data-Oriented Programming: Reduce software complexity のほうの Data-Oriented とは全然違うやつなので注意。

参考：データ指向設計 | Cygames Engineers' Blog

hata

https://onyxlang.io/ において、

Onyx はC言語ライクでJaiやOdinと似ている、と言及されているのを見て Jai を知った。

hata

こちらも参考

hata

C++、Rust、Haskell、Lisp などなどからアイデアを得ているが、ゲームプログラミング（ゲームエンジン開発なふどを含めた低レイヤのゲームプログラミング）を主眼においているのがやはり言語1番特徴づけているようだ。 Data-Oriented とかもそう。

hata

Wikipedia に Jai の単体のページはなく、作者のページに節がある。

作者の Jonathan Blow さんは完全にゲーム畑の人。自分でカスタムゲームエンジニア作ってしまう。

Jai 言語で独自のゲームエンジンとさらにパズルゲームも作った。

hata

所有権

new された example 構造体の２つのプロパティはポインタ（*）に ! マークを付いていることが分かる。
で example 構造体自体が delete されるときに２つのプロパティも一緒に削除される。

node :: struct {
    owned_a : !* node = null;
    owned_b : !* node = null;
}

example: node = new node;
example.owned_a = new node;
example.owned_b = new node;

delete example;

この例だけだと、オブジェクトの依存関係にメモリの開放を紐付けられる、くらいの感じのようだが。

hata