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パワハラ"してしまう側"はどうすればいい
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- パワハラ"される"側に向けた情報は数多くある。しかるべき窓口に相談する、休職/退職して対象と距離を取る、など。私もパワハラもとい上司の叱責に耐えかねて退職したことが複数回あるので、その情報に助けられた。
- 一方、パワハラ"する"側に向けた情報はどうだろうか。Googleを検索した限りでは見つけられなかった。
- なぜこのことを考えるようになったかだが、私が上司から『同僚からクレームが出ている』という連絡を受けたからだ。言い方が悪い、責められているように感じる、など。複数人が複数回発言しているそうなので難癖ということもないだろうし、相性の問題でもなさそうだ。
- しかしこちらとしては、できる限りの努力をしたつもりだ。アンガーマネジメントを学び(とは言っても入門書を1冊読んだだけだが)、強い言葉が出そうになったら抑える。相手そのものではなく、出来事について話す。冷静に意見を伝え、建設的な議論を目指す。だが周りがそれを実感できず、害されていると感じるならば、私の能力不足によるものだろう。故意にしろ過失にしろ、私はパワハラ"する"側の人間なのだ。
- 信じてもらえる自信はないが、私は他人を害したいわけではない。むしろ役に立ちたいと思っている。自分の専門性と他者の専門性をかけあわせて、よりよい方向に進みたいと思っている。だがそれを行動に表せず、結果として他人を害している。自分なりに改善策をとってみたつもりだが、効果はなかったようだ。自分の態度のどこに問題があるのか有害なのか、わからない。「何をどうすればいいかわからず困っている」と上司に相談したところ、答えは「考えて」「気をつけて」だった。
- 私は何を考えて、何に気をつければいいのだろう? どういう知識を持って、どういう行動を避ければ/行えば他人を害さずにいられるのだろう? 同じ境遇の人がどれほどいるかはわからないが、有益な情報源をご存知の方がもしいたら、共有いただけないだろうか。
- 言い訳がましいことは百も承知だが、意図的にしているわけではない。無責任な言い方をすれば『してしまう』のだ。自覚はないが周りがそう感じている、という状況はこの言葉でしか形容できない。かつて私の退職理由になった彼ら彼女らも、同じ心境だったのかもしれない。
2025/10/5追記
- 1年ほどが経ち、公開当初には気づけなかったことに気づいた。結局のところ「考えて」「気をつけて」という上司の言葉は正しかったと思う。「冷静に意見を伝え、建設的な議論を目指す」という理念は立派だが、理念だけで人は動かない。そして自分の態度がどう受け取られるかは、他人が決めることなのだ。どうすれば威圧的にならないか、常に考えて気をつけて、自分を疑い続ける以外に方法はない。そしてよくないコミュニケーションをしたと思ったら、すぐに謝って改善策を示すこと。正解も効率もなく足掻き続けるのが、現状では最良だと考えている。
- 具体的な行動がひとつ。『常にご機嫌でいること』だ。マイナスの感情を持つのは構わないというか、避けようがない。戸惑い、怒り、恥ずかしさ、そのほか。どうしたって生じる。問題はそれを表に出してしまうこと。解決策は、マイナスの感情を自分の中で見つめ、飼いならし、決して表には出さないこと。他者に対して常に善意を見出し、自らも善意を発すること。簡単なことではない。しかしその労力を費やし続けることが、いつか大きな果実を生むと今では信じている。
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