もやもやをスッキリ整理する「問題の明確化」ってどうやるの?
この記事が役立つ人
- 様々な思考法について学んで実践したい人
- 駆け出しのエンジニア
はじめに
「なんかうまくいかない…」「なんでこんなに悩むんだろう…」
そんなときって、実は“何に悩んでるのか”が自分でもよく分かってないこと、多くない?
ぼく自身もよくあるんだけど、
たとえば「やる気が出ないなあ…」って思ってたのに、
よくよく整理してみたら「やるべきことが多すぎて優先順位がつけられなかっただけ」だった、みたいな。
今回はそんな “もやもや” をスッキリさせる、
クリティカルシンキングの最初のステップ、「問題の明確化」について、
日常に寄せてやさしく書いていこうと思うよ。
「問題の明確化」って、どういうこと?
ちょっとカタい言葉に見えるかもしれないけど、
イメージとしてはこう。
✅ 「いま自分は何に困っていて、何をどうしたいのか?」をちゃんと見つけてあげること
問題って、だいたい最初はぼんやりしてる。
そのまま話を進めたり、誰かに相談しても、
「うーん…で、結局何が問題?」って聞かれちゃったりする。
でも、逆に言えば、
ここがはっきりすれば、だいぶ見通しがよくなるんだよね。
例:ある日のぼんやりしたつぶやき
「最近、なんか疲れるんだよなあ…」
これ、よくあるセリフだけど、
「なんか」って便利なようで、実は正体不明のままにしちゃうワード。
このままだと対策も取りにくいし、
誰かに相談しても「とりあえず寝たら?」って言われちゃったりする。
🛠 そんなときに使えるのが「5W1H」
5W1H(Who, What, When, Where, Why, How)って、
学生時代に習った気がするけど、
実は思考を整理するときにもすごく役立つ道具なんだよね。
これを「もやもやワード」に当てはめていくと、
少しずつ、ふんわりした気持ちの輪郭が見えてくる。
例:「なんか疲れる」を分解してみる
| 質問 | 考えてみること |
|---|---|
| Who(誰が?) | 自分?まわりの誰か?家族?同僚? |
| What(何が?) | 体?心?気力?責任? |
| When(いつ?) | 朝?昼?夜?特定の曜日? |
| Where(どこで?) | 家?職場?移動中? |
| Why(なぜ?) | 何が原因っぽい?思い当たることは? |
| How(どんなふうに?) | どれくらいの頻度で?どんな感じの疲れ? |
この問いかけを順番に考えていくと、
「最近疲れる」→「夜になると心がずーんと重たくなる」→
「仕事のやりとりで気を遣いすぎてるかも」みたいに、
“本当の問題” がちょっとずつ見えてくる。
フローチャート
疑似言語
# 疲れを感じるときの問題の明確化プロセス
function clarifyProblem(feeling):
# 入力は「なんか疲れる」というぼんやり感覚
# 5W1Hを順番にチェックする
who = ask("誰が関係してる?")
what = ask("何が疲れてる?")
when = ask("いつ特に疲れを感じる?")
where = ask("どこで疲れを感じる?")
why = ask("なぜそう感じる?")
how = ask("どんなふうに感じる?")
# 得られた答えを基に問題を組み立てる
if who == "自分" and what == "心" and when == "夜" and why == "気を使いすぎ":
problem = "気疲れで心が疲れている"
else:
problem = "もう少し詳しく考えてみよう"
return problem
# 実行例
feeling = "なんか疲れる"
result = clarifyProblem(feeling)
print("問題の本質は:", result)
prolog
% 疲れを感じる状況を表すルール
疲れ(心) :-
誰(自分),
何(心),
いつ(夜),
どこ(自宅),
なぜ(気を使いすぎている).
誰(自分).
何(心).
いつ(夜).
どこ(自宅).
なぜ(気を使いすぎている).
% 疲れの本質を確認するルール
問題の本質(気疲れ) :-
疲れ(心).
% 疑問を投げかける関数(対話イメージ)
質問(質問文, 答え) :-
format("質問: ~w\n", [質問文]),
答え = yes. % 実際はここで対話や入力を想定
% 疲れの診断
診断 :-
質問("誰が疲れてる?", 誰),
質問("何が疲れてる?", 何),
質問("いつ疲れてる?", いつ),
質問("どこで疲れてる?", どこ),
質問("なぜ疲れてる?", なぜ),
(問題の本質(気疲れ) -> format("問題の本質は「気疲れ」です。\n") ; format("もう少し調べてみましょう。\n")).
🌀 よくある落とし穴とコツ
❌ 最初から「これが問題だ」と決めつけちゃう
ぼくもよくやっちゃうんだけど、
「これは○○のせいに違いない!」って最初に思い込むと、
その後の思考がぜんぶその前提に引っ張られちゃう。
でも実は、まったく別のところに原因があった…なんてことも。
だから、いったん思い込みは横に置いて、広く問いを立てるのがコツ。
🧩 問題が“入れ子”になってる場合もある
「疲れる」の原因が「やることが多い」
→ その原因が「予定の優先順位がついてない」
→ さらに「人の頼みを断れない」…って感じで、
“問題の構造”が何層にもなってることも多い。
こういうときは、
「それって、なんで?」って自分にもう一回聞いてみる。
すると、だんだん“根っこ”のほうに近づいていけるよ。
💬 問題じゃなくて“感情”が前に出てるケースもある
たとえば、
「もう無理」
「イライラする」
「どうでもよくなった」
こういう言葉って、たしかに気持ちの表現ではあるけど、
「何がどう無理なのか」「何に対してイライラしてるのか」が、
分からないままだと、ずっと気持ちだけがしんどくなる。
そんなときも、5W1Hをひとつひとつ当ててみると、
感情の“後ろに隠れてた本当の困りごと” が見えてくる。
☕ おわりに
問題を明確にするって、
すごく地味だし、ちょっとめんどくさいと感じるかもしれない。
でもね、ここがボヤけたままだと、
どんなにがんばっても、効果が薄かったり、ズレた対応になっちゃう。
逆に、ここがちゃんと整理できてると、
不思議なくらい気持ちが軽くなるし、
「じゃあどうしよう?」っていう次のステップが自然と見えてくるんだよね。
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