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【実録】企画書が通らないPdMへ。私が使っている「9ブロック・テンプレート」の解説
※この記事は、筆者のブログ e-pdm.net に投稿された記事の転載です。
「この機能、なんで必要なの?」
「それ、本当にユーザー使うの?」
「で、売上いくら上がるの?」
PdM(プロダクトマネージャー)なら誰しも、自信満々に出した企画書が、会議室でボコボコにされた経験があるはずです。
正直に言いますが、私も駆け出しの頃はそうでした。
徹夜してPowerPointを作り込み、画面遷移図まで完璧に用意してプレゼンしたのに、「やり直し」の一言で終わる。
なぜか?
答えはシンプルです。
「解像度」が低いまま、「思いつき(Solution)」を語っていたからです。
「機能」から入ると死ぬ
かつての私がよく書いていた、典型的な「ダメな企画書」の例です。
- 課題: 最近、競合A社がAIチャットボットを導入した。
- 施策: 我が社もトップページにAIチャットボットを導入したい。
- 効果: 流行りのAIを入れることで、先進的なイメージを与え、CVRが上がるはず。
これを見て、今の私なら3秒でこう返します。
「で、ユーザーはいつ困ってるの?」
この企画書の敗因は、主語が「競合」や「自分(作りたい)」になっていることです。
思考を強制する「9ブロック」の魔法
20年のキャリアの中で数え切れない失敗をし、私は現在、「9つの空欄」を埋めるまで、一切の施策(仕様)を考えないというルールを自分に課しています。
このテンプレートを使うと、思考の順番が強制的にこう変わります。
- × 「何を作るか(What)」から考える
- ○ 「誰のどんな痛みを取り除くか(Why)」から考える
私が埋めている9つの項目
私が実務で使用しているNotionテンプレートの項目は以下の通りです。この順番で埋めていきます。
- 顧客シーン(状況): 属性ではなく「文脈」を書く
- ユーザー課題(Pain): 「使いにくい」ではなく具体的な痛み
- 課題の仮説(Why): なぜその痛みが起きているか?
- エビデンス(事実): 数字と定性の裏付け
- 提供価値(Value): ユーザーはどうハッピーになるか?
- 事業価値(Business): 会社はどう儲かるか?
- KPI(行動変化): 「売上」ではなく「行動」で測る
- 施策(How): ここで初めて「何を作るか」を書く
- 工数・範囲: 松竹梅のプラン
具体的な書き方と実例
「じゃあ具体的にどう書くの?」という点について、私のブログで**「不動産検索アプリの改善企画」**を実例にして解説しました。
- 「顧客シーン」はどう書けばいいのか?
- 「KPI」をどう設定すればいいのか?
- どうすれば「詰められない企画書」になるのか?
具体的な思考プロセスと、実際の記入例を以下の記事で公開しています。
👉 【実録】企画書が「3分」で却下される理由。私がたどり着いた「9つの穴埋め」思考法
(※記事内でテンプレートの配布も行っています)
※この記事は、筆者のブログ e-pdm.net に投稿された記事の転載です。
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