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スクラムチェックリスト([書籍]ゾンビスクラムサバイバルガイド紹介
はじめに
「スクラム・アジャイル開発ができているかわからない」「なんとなくスクラムを始めたけどうまくいっているのかわからない」「型通りにやっているけど何かが違うかも」そう感じている人は、以下のリストをチェックしてみてください。
- スプリントの終わりに検査する動くプロダクトがない
- スプリントレトロスペクティブは退屈で同じことの繰り返しになりがち
- スプリント中、チームメンバーはたいてい自分のアイテムに取り組むだけ
- プロダクトオーナーは、プロダクトバックログの内容や順序について、ほとんど何も言うことができない
- スプリントレビューにステークホルダーがめったに参加しない
- スプリントが上手くいかなくても、チームの誰も悪いと思っていない
- あなたの組織は「ビジネス」と「IT」を別物と考えている
- スクラムチームに楽しさやワクワク感がない
- デイリースクラムは、スクラムマスターが議長を務める進捗報告会にすぎない
- 最近のスプリントレトロスペクティブで最も重要な改善項目は、カフェテリアのコーヒーをよりよいものにすることだった(多くのゲームやファシリテーションのテクニックを活用して、スプリントレトロスペクティブを楽しく、明るく、元気に行うことに主眼を置いている「Happy-Clappy-Scrum」)
- 管理職は、スクラムチームがどれだけの作業ができるかにしか興味がない
一つでも当てはまるものがあれば、「ゾンビスクラムサバイバルガイド」が役に立ちます。
ゾンビスクラムサバイバルガイドとは
ゾンビスクラムサバイバルガイド:健全なスクラムへの道

- 著者:Christiaan Verwijs, Johannes Schartau, Barry Overeem
- 訳者:木村卓央 他
- 出版:丸善出版(2022年)
「ゾンビスクラム」という秀逸な表現
本書の最大の魅力は「ゾンビスクラム」という比喩の秀逸さです。
ゾンビ化したスクラムチームの特徴:
- スクラムの体を成しているように見える
- しかし実際には本来の価値を提供していない
- 開発者は感染していることに気づいていない
まさに映画のゾンビのように、外見は正常だが中身が死んでいる状態。この表現により、多くのチームが陥りがちな状況を的確に言い当てています。
具体的な処方箋が豊富
本書では単なる理論書ではなく、41の具体的なエクササイズやツールが用意されています。
- チームの現状を診断するためのチェックリスト
- 具体的な改善アクション
- Liberating Structuresを活用した実践的な手法
- すぐに試せる「応急処置キット」
既にスクラムに取り組んでいる人や組織において、そんなモヤモヤに対しての処方箋として役立つアドバイスが多数示されています。
こんな人におすすめ
- 既にスクラムに取り組んでいる開発チーム
- スクラムマスター、プロダクトオーナー、開発者
- 自分たちのスクラムはうまく機能しているのかを見つめ直したい全ての人
まとめ
「スクラムのフレームワークはシンプル(簡単)だが実践は難しい」と言われるの中で、本書は「なぜうまくいかないのか」を明確にし、「どうすれば改善できるのか」を具体的に示してくれます。
自分たちのスクラムはうまく機能しているのかを見つめ直すのにオススメの1冊です。ゾンビに感染していないか、ぜひチェックしてみてください。
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