英文法(11):代名詞を使い切る
代名詞を使い切る:A Practical Guide to Pronouns in English
代名詞は文章や会話における基礎且重要な要素です。本記事では、基本の代名詞の使い方から、形態変化、所有表現の簡素形まで、実用的に解説します。
代名詞の基本
代名詞は、文脈や上下文の状況を反映し、名詞の代わりに使われる言語要素です。
※ 例:
- Mayuko → she
- Steve and Lee → they
- that / those → it / they
代名詞の簡潔表
單数を受ける | 複数を受ける | |
---|---|---|
私 | I | we |
あなた | you | you |
他 | he | they |
女性 | she | they |
物 | it | they |
代名詞の形態変化
代名詞 | 所有格 | 目的格 | 所有代名詞 | -self/自身形 |
---|---|---|---|---|
I | my | me | mine | myself |
you | your | you | yours | yourself |
he | his | him | his | himself |
she | her | her | hers | herself |
it | its | it | — | itself |
we | our | us | ours | ourselves |
they | their | them | theirs | themselves |
代名詞の実践表現
■ 主格
- He is a dentist.
- John is taller than I (am).
→ "than I" は文法的に正しいが、実際の会話では「John is taller than me」が一般的に使われる
■ 所有格
- His arms are bigger than my thighs.
- Every country has its own traditions.
- Your mom’s cherry pie is the best!
■ 所有格のルール
- 単数:
Tom
→Tom's
- 複数:
the students
→the students'
※ men
→ men's
, women
→ women's
のように例外もあり
■ 人以外も所有できる
- The sea is within ten minutes' walk.
- This restaurant's menu is extensive.
結論
代名詞の違いを理解し、形を身に付けることは、自然な英文を編むための重要なステップです。たった15分で覚えられます!
所有格と代名詞の使い方を極める:英語表現の深掘り
英語において、所有格や代名詞は日常会話でも文章作成でも欠かせない存在です。本記事では、"my / your / his / her / its / our / their" や "mine / yours / his / hers / ours / theirs" のような所有表現と、"myself / yourself / himself..." といった -self 形の使い方について、意味の違いと使い方のニュアンスを整理して解説します。
◆ 所有格と of ~ の違い
- my boyfriend = 私のボーイフレンド(強く限定)
- the rhythm of samba music = サンバのリズム(説明・明確化)
例えば:
- Jerry, this is my friend Sue.(スーは僕の友達)
- Sue is a friend of mine.(スーは僕の友達の1人)
同じようでも微妙にニュアンスが異なり、"my friend" は親密さ・限定のニュアンス、"a friend of mine" はその中の一人というニュアンスです。
◆ 所有格を「広く」使う
単なる所有だけでなく、抽象的な関係や概念にも使えます。
- This is my new apartment.
- The rock star’s sudden death shocked the world.
- Our top priority is our children’s education.
意味は簡単に言い換えが可能で、「強いつながり」さえ感じられれば使用OKです。
▶ I patted John on the shoulder.
所有格は部位の指定にも使われます。
- ❌ patted him on his shoulder(不自然)
- ○ patted John on the shoulder(自然)
このように、所有格は "部位の指定" にも強く関わります。
D. 目的格の使い方
- I love him.(私は彼が好き)
- I went fishing with them.(彼らと釣り)
目的格は動詞や前置詞の後ろで使われます。
Oops! Me. や Me, too! なども会話では頻出。
E. 所有代名詞の使い方
- Is this your racket? → No, that’s mine.
- Whose motorbike is that? → It’s Barry’s.
- I met a friend of mine.(友達の一人)
"mine / yours" は名詞の代わりに単独で使われる表現。
F. -self 形の使い方
○ 基本例
- Helen cut herself.(彼女は自分自身を切った)
- He often talks to himself.(彼はひとりごとを言う)
- I have to do everything myself.(自分で全部やらなきゃ)
○ 応用例
- make myself understood(理解されるようにする)
- make yourself at home(くつろいで)
- help yourself to ~(自由に取る)
まとめ
所有格や代名詞は、単なる「誰の/誰を」だけではなく、心理的な距離感や文法的な構造にも深く関係します。「自分で言い切る」「相手に委ねる」「誰のものか明確にする」など、細かいニュアンスが詰まった領域です。
自信を持って使えるようになると、英語表現力は大幅にアップします!
it の元能的使い方: これだけは覚えよう
it は代名詞の中でも特にバリエーションに富んだ表現力を持った単語です。
日本語の「それ」で終わらず、意味を深く理解しておくことで不自然な表現を避けます。
1. 文脈や内容を受ける it
it は文脈や上の話の内容を受けるのに大変便利な単語です。
-
What is that? — It's a can opener.
(あれ何? — あれはキャンセラーだよ) -
How did you like the movie? — I liked it a lot.
(その映画どうだった? — すごく気に入ったよ) -
I'm really sorry. It won't happen again.
(本当にごめん。もうこんなことはしないから) -
This is going to be a fantastic event. There's no doubt about it.
(すごいイベントになりそうだ。それについては疑いようもない) -
And another thing. You should... — OK, OK, I got it.
(で、もう一つ。あなたは...— わかったよ)
2. 状況を受ける it
身のまわりの場所や時間、気候などの「状況」を受けるときも it を使います。
-
It’s dark here.
(ここは暗いね) -
How’s it going, Chris?
(クリス、調子はどう?) -
Who is it?
(どちら様でしょうか? 電話やドアの響き声を受けてる) -
It’s fine today.
(今日ははれてるね) -
It’s Wednesday today.
(今日は水曜日) -
What time is it? — It’s 11 o’clock.
(今何時? — 11時だよ) -
It’s 5 kilometers from here to the station.
(ここから駅まで 5キロ)
定式: "it" の意味
以下を受ける:
ものを指す:
結論
it は誰にも使いこなせる「単語の精英」です。意味を持たずに簡単に受ける背景は、この単語の優れた力をあらわしています。『これはなんですか?』の答えが it になることの意味を理解しておきましょう。
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