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英文法(36):助動詞の基本と表現力強化

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英文法
助動詞
idea

助動詞の基本と表現力強化：ネイティブ感覚で使いこなす

● 助動詞とは何か？

助動詞は、文の中で話し手の心理や意図、可能性、義務などを添える「限定的な要素」です。通常は動詞の前に置かれ、動詞に制限をかける働きをします。

【例】事実 vs 推量の違い

  • She is pregnant.
    /ʃiː ɪz ˈpreɡnənt/
    (彼女は妊娠している)

  • She may be pregnant.
    /ʃiː meɪ bi ˈpreɡnənt/
    (彼女は妊娠しているかもしれない)

mayのような助動詞を用いることで、話し手の推量や判断の保留が加わります。

● 助動詞の種類と心理的な意味

【種類】

  1. do / does / did … 一般動詞の疑問文・否定文
  2. have … 完了・過去との結びつき
  3. must / may / will / can … 心理や確信・許可・義務など

【例】can / mayの心理的ニュアンス

  • Can I pay by credit card?
    /kæn aɪ peɪ baɪ ˈkrɛdɪt kɑːd/
    (クレジットカードで払っていいですか？)

  • May I pay by credit card?
    /meɪ aɪ peɪ baɪ ˈkrɛdɪt kɑːd/
    (クレジットカードで払ってもよろしいですか？)

canはフレンドリー、mayは丁寧。心理の表れとしての助動詞の選択が重要です。

● mustの多義性と文脈依存

  • 6 o’clock? I must start getting dinner ready.
    /aɪ mʌst stɑːt ˈɡetɪŋ ˈdɪnə ˈredi/
    (もう6時？夕食の準備始めなくちゃ)

  • You walked all the way here? You must be exhausted.
    /ju mʌst bi ɪɡˈzɔːstɪd/
    (ここまで全部歩いたの？きっと疲れてるよね)

同じ"must"でも、

  • 上は義務（「しなければならない」）
  • 下は確信（「〜に違いない」）

● 助動詞の変化形：使い方の注意点

助動詞そのものは原形・過去形・ing形などの変化を持たないため、必要な意味をもつフレーズで補います。

  • Next week I will be able to give you more information.
    /aɪ wɪl bi ˈeɪbl tu ɡɪv ju mɔː ˌɪnfəˈmeɪʃn/
    (来週には君にもっと詳しい情報を伝えられると思う)

  • I want to be able to play golf like Ryo Ishikawa.
    /aɪ wɒnt tu bi ˈeɪbl tu pleɪ ɡɒlf laɪk riːə ɪʃiˈkɑːwə/
    (石川遼のようにゴルフができるようになりたい！)

  • You’ll have to get permission from your mother.
    /juːl ˈhæv tu ɡet pəˈmɪʃn frɒm jɔː ˈmʌðə/
    (お母さんの許可をもらわなくちゃならないだろうね)

✅ 結論と今後の活用

助動詞は話し手の心理、丁寧さ、義務感、確信度合いを反映する表現のツールです。語順や組み合わせによって大きく意味が変わるため、例文とともにフレーズとして習得しましょう。

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