📘

英文法(98):英語で未来を描く:進行形から "be to" まで

に公開

英語で未来を描く:進行形から "be to" まで完全ガイド

英語には未来を表す方法がいくつもあります。その中でも「進行形で予定を表す」「will be -ingで丁寧な響きを加える」「be toで命令や運命を示す」など、ちょっと上級な未来表現をまとめて紹介します。


1. 進行形が描く未来:しっかり決まってる予定

a. I’m playing badminton at 3.

/aɪm ˈpleɪɪŋ ˈbædmɪntən ət θri/
(3時にバドミントンをする予定です)

"be動詞 + ~ing" の形で、未来の予定を表すことがある。カレンダーに書いてあるような、確定した予定によく使う!

b. I’m having lunch with Keiko on Thursday.

/aɪm ˈhævɪŋ lʌntʃ wɪð ˈkeɪkoʊ ɒn ˈθɜrzdeɪ/
(木曜日に恵子と昼食の予定です)

c. She’s flying to Singapore this Friday.

/ʃiz ˈflaɪɪŋ tə ˈsɪŋəpɔr ðɪs ˈfraɪdeɪ/
(彼女は今週金曜日シンガポールに行く予定)

未来の予定を持っている時に、通常の事のように進行形を使うのがポイント。


2. 現在形で描く未来:確定スケジュール系

a. My birthday is next Tuesday.

/maɪ ˈbɜːθdeɪ z nɛkst ˈt(j)uzdeɪ/
(来週の火曜日が誕生日です)

時刻表やカレンダーのような「確定してるイベント」には現在形を使うことも。

b. What time does this train arrive at Tokyo Station?

/wʌt taɪm dʌz ðɪs treɪn əˈraɪv ət ˈtoʊkjoʊ ˈsteɪʃn/
(この電車は何時に東京駅に到着しますかね)


3. will be -ing:未来進行形の丁寧ニュアンス

a. This time next week, I’ll be sunbathing on the beach.

/ðɪs taɪm nɛkst wiːk | aɪl bi ˈsʌnbeɪðɪŋ ɒn ðə biːtʃ/
(来週の今ごろはビーチで日光浴してるはずだよ)

未来の一時点で進行中の動作を予測。willで「予測」+~ingで「動作続行」。

b. Will you be passing the post office?

/wɪl jʊ bi ˈpæsɪŋ ðə poʊst ˈɒfɪs/
(郵便局の前を通りますか?)

コレは「通りますか」と聞きながら、ころあいの「なんか頼みごとありげない?」を隠し持ちしている表現。大人イング。


4. be to:指し示す未来(命令・予定・運命)

a. You’re to finish your homework before watching TV.

/jʊər tə ˈfɪnɪʃ jʊər ˈhoʊmwərk bɪˈfɔr ˈwɑtʃɪŋ ˈtiːviː/
(テレビを見る前に宿題終わらせるように)

b. 2 students from my class are to be awarded study-abroad scholarships.

/tu ˈstudnts frəm maɪ klæs ɑr tə bi əˈwɔrdɪd ˈstʌdibərɑd ˈskɑləʃɪps/
(僕のクラスの学生が2人、留学資格を与えられる予定です)

"be to + 動詞の原形" は「そうするように決まっている」「命令されている」「そうなる運命」など、ちょっとフォーマルで硬い感じの未来表現!


おわりに:未来は一つじゃない!

未来表現は、意志・予定・予想・計画などいろんなニュアンスで言い分けられます。

  • be -ing:予定(具体的・カレンダー)
  • 現在形:スケジュール(確定感強め)
  • will be -ing:丁寧でやわらかい予測
  • be to:命令・予定・運命など

Discussion