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英文法(33):否定文の極意：not を使いこなす

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英文法
否定文
idea

否定文の極意：not を使いこなす

■ 否定とは

否定とは「〜ではない」と内容を打ち消すこと。英語では not を用いて否定を表現します。

  • Most kids don’t like carrots.
    /moʊst kɪdz doʊnt laɪk ˈkærəts/
    (ほとんどの子どもはニンジンが好きじゃない)

  • This is not for sale.
    /ðɪs ɪz nɒt fɔː seɪl/
    (これは売り物ではありません)

  • Not me!
    /nɒt miː/
    (僕じゃないよ！)

ポイント： not は常にその後に続く要素を打ち消す働きをするため、文法的に「前に置く」単語です。

not は前から打ち消す

A. 否定文の作り方

文全体を否定するには、以下の3つのケースで not を使います：

1. 助動詞あり

  • I can’t play the piano.
    /aɪ kænt pleɪ ðə piˈænəʊ/
    (僕にはピアノは弾けません)

  • You mustn’t cheat in the test.
    /juː ˈmʌsnt ʃiːt ɪn ðə test/
    (テストでカンニングをしてはダメ)

  • I won’t let you down.
    /aɪ wəʊnt let juː daʊn/
    (君をガッカリはさせないよ)

助動詞がある場合はその 前 に not を入れ、動詞は常に原形。

2. 助動詞なし (do + not)

  • Most kids don’t like jazz.
    /moʊst kɪdz doʊnt laɪk dʒæz/
    (ほとんどの子どもはジャズが好きじゃない)

  • He doesn’t speak English.
    /hiː ˈdʌznt spiːk ˈɪŋlɪʃ/
    (彼は英語を話しません)

  • He didn’t erase his private data.
    /hiː ˈdɪdnt ɪˈreɪz hɪz ˈpraɪvɪt ˈdeɪtə/
    (彼は個人情報を消しておかなかったんだよ)

do/does/did を補って not を付け、動詞は原形で！

3. be 動詞

  • I’m not happy.
    /aɪm nɒt ˈhæpi/
    (満足してないよ)

  • They weren’t sophisticated.
    /ðeɪ ˈwɜːnt səˈfɪstɪkətɪd/
    (上品な人たちじゃなかったね)

be動詞の直前に not を入れる。aren’t, isn’t, wasn’t などの短縮形も使える。

語順どおりに文を作る！

英語の否定文は語順が超重要！

  • ✗ I speak English. → I don’t speak English.
    /aɪ doʊnt spiːk ˈɪŋlɪʃ/

ネイティブは「まず打ち消す！」：

  • I don’t...
  • You can’t...

など、文の始まりで否定を始めて、何を否定するのかは後で述べる。

この基本をしっかり押さえることで、どんな否定表現も自在に使えるようになります！

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