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【CSS入門】::afterで見出しに線を引く方法をわかりやすく解説"emoji: "🪄
【CSS入門】::afterで見出しに線を引く方法をわかりやすく解説
見出し(タイトル)の下に、ちょっとした「線の装飾」を入れたいとき、
よく使われるのが ::after 疑似要素です。
この記事では、次のコードを使って、どんな仕組みで線を作っているのかをわかりやすく解説します。
💡 完成コード
.section-title::after {
content: "";
width: 40px;
height: 1px;
background-color: #000;
display: block;
}
🧩 コードの解説
| 行 | 内容 | 説明 |
|---|---|---|
.section-title::after |
疑似要素の指定 |
.section-title 要素の後ろに装飾用の要素を作ります。 |
content: ""; |
空の要素を作る | 疑似要素を表示するために必ず必要。空でもOKです。 |
width: 40px; |
幅の指定 | 線の長さを40pxに設定します。 |
height: 1px; |
高さの指定 | 線の太さを1pxに設定します。 |
background-color: #000; |
色指定 | 線の色を黒(#000)に設定します。 |
display: block; |
ブロック化 | 幅・高さを有効にするための設定です。 |
🎨 実際の見た目
<h2 class="section-title">NEWS</h2>
このHTMLに先ほどのCSSを当てると、下のような見た目になります。
NEWS
────
「::after」で作られた装飾が、見出しの下に黒い線として表示されます。
🪄 よくある応用パターン
① 中央寄せの線
.section-title {
text-align: center;
}
.section-title::after {
content: "";
display: block;
width: 40px;
height: 1px;
background-color: #000;
margin: 8px auto 0; /* 上に余白8px、左右中央寄せ */
}
➡ 見出しの下に「中央に短い線」が表示されます。
② 左寄せの線(デフォルト)
.section-title::after {
content: "";
display: block;
width: 40px;
height: 2px;
background-color: #000;
margin-top: 8px;
}
➡ 見出しの左下に短い線が表示されます。
より強調したい場合は height を2pxや3pxにしてもOKです。
③ 下線タイプ(テキスト全体に線を引く)
.section-title {
display: inline-block;
border-bottom: 1px solid #000;
padding-bottom: 4px;
}
➡ ::after を使わず、単純に border-bottom で線を引く方法です。
短いテキストタイトルの場合はこちらの方がシンプルです。
🧠 ::afterとは?
::after は、指定した要素の後ろに「見た目だけの要素」を追加するためのCSS疑似要素です。
HTMLには書かれていませんが、CSSだけで新しい装飾を追加できます。
主な用途
- タイトル下の装飾線
- 吹き出しやリボンなどの装飾
- 箇条書きのアイコン追加
- ホバー時のアニメーション効果 など
💬 よくある疑問
Q. content: ""; はなぜ必要?
A. 疑似要素は、content プロパティがないと表示されません。
空でも良いので必ず書く必要があります。
Q. display: block; の理由は?
A. デフォルトではインライン要素のため、width や height が効きません。
ブロック化することでサイズを持たせています。
🧭 まとめ
| 要素 | 役割 |
|---|---|
::after |
要素の後ろに装飾を追加 |
content: "" |
疑似要素を生成するために必要 |
width, height
|
線のサイズを指定 |
background-color |
線の色を指定 |
display: block |
サイズを有効化 |
📌 一言まとめ
::afterはHTMLを汚さずに「見出し下に線を引く」便利なCSSテクニック!
👋 おまけ:デザインのコツ
- 線の色は文字色と合わせると統一感が出ます
- 幅を短くすると上品に、長くすると印象的に見せられます
-
transitionを加えてホバー時に伸びるアニメーションにするのもおすすめ
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