1on1ミーティングのコツ「教えてもらう」「ありのまま」「傾聴」
ここでいう相手とは1on1ミーティングを受ける相手のことだ。
たとえばあなたの部下であったり、同僚であったりするかもしれない。
書籍
1on1ミーティングの本に次のように書かれており、自分のなんとなくの予感を確信に近づけてくれた。
ポイント. 相手に相手のことを教えてもらう
1on1というとなんとなく、自分が相手に教えてあげなければいけない立場だというようなイメージがあった。
もちろん時と場合によっては有用なアドバイスだと思えるアドバイスをすることもある。
だけど最近はなんとなく、本当に相手の話を聞くことを主軸にしてみても良いのではないかと思えてきた。
相手のことは相手が一番よく知っている。
それと共に、たとえ直接相手自身のことではなくても、自分の知らないことはどんどん質問して、相手に教えてもらえば良い。たとえば技術的な事柄やチームのHOW TO的なことについてなど。
相手に何かを教えてもらうことで自分の見識も広がると共に、相手もアウトプットによって理解や現状を振り返ることが出来るのではないだろうか。もし相手に対してのアドバイスをするにしても、正しい現状把握が必要だ。
1on1ミーティングをテコに自分の見識を広げるなんて、なんだかずるいと無駄に感じてしまうが、それがまさに相手のためになるのではないだろうか。
人に教えることで人は最も学ぶ。
つまり何かを教えてもらうことは相手へのサービスだと言える。
相手に教えてもらえれば教えてもらうほど、相手は学習を深めることが出来るからだ。
この教えることによるメリットを自分が最大享受してしまってはいけない。1on1ミーティングはあくまで相手のためにあるものだからだ。
ポイント. ありのままの自分
1on1ミーティングで最も気になることの一つが、自分の弱さを相手に見せてしまわないかということだ。
たとえば途中で言葉に詰まったり、相手の悩みに対して解答がすぐに見つからなかったりすると、まるで自分が役立たずのように感じられてくる。
本当に自分は1on1ミーティングをしても良いような人物なのだろうか?
だが自分からは自分以上のものは出せない。
いつでも即座に解答が見つかるとは限らないし、相手と一緒に解決策を考えなければいけない場合もある。
その弱さを隠さずに認めるべきだろうと思った。
もちろんなるべく余裕を持った話し方は心がけるが、自分を大きく見せたり、分からないことを分かるように話す必要はない。
ポイント. 傾聴
これは言わずもがな、僕も意識して実践していることだ。
1秒1秒、相手の言葉尻を取らないように気をつけている。
たとえば相手と同時に話し始めてしまった時は、僕が相手の「話そうとする意図」をうまく汲み取れていないのだと分かって、そのたび反省している。
ミーティングはこの繰り返しである。
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公開日時
2022-08-09
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