初心者向けのTableauダッシュボード作成における注意点
【初心者向け】Tableauでダッシュボードを作成する時の注意点7選|失敗しないための基本ルール
こんにちは!
データ可視化ツール Tableau は、直感的な操作で美しいグラフやダッシュボードが作れる便利なツールです。
ただし、「何となく作っただけ」では伝わらない・使われないダッシュボードになってしまうことも…。
この記事では、Tableau初心者がダッシュボード作成時に気をつけるべきポイント7選をわかりやすく紹介します。初めての人でも見やすく・伝わるダッシュボードが作れるようになりますよ!
✅ 1. 「見る人(ユーザー)」を意識する
ダッシュボードは自分のためではなく、誰かに伝えるためのものです。
- 見る人は何を知りたい?
- 業務でどんな意思決定に使う?
- ITに詳しくない人でも読める内容になっている?
👤【例】営業マネージャー向けなら「売上推移」や「未達成エリア」にすぐ気づける構成が◎
✅ 2. 1画面に詰め込みすぎない
「全部見せたい!」という気持ちはわかりますが、情報が多すぎると逆に伝わりません。
- 重要な指標は3~5個程度に絞る
- グラフは最大でも3〜4種類程度に
- フィルターや凡例も整理して、スッキリしたレイアウトに
📦 Tips:重要な指標は左上 or 上部に配置すると目に入りやすい!
✅ 3. 「目的」に合ったグラフタイプを選ぶ
データの種類によって、適したグラフは異なります。
目的 | おすすめのグラフ |
---|---|
売上の推移 | 折れ線グラフ |
部門ごとの比較 | 棒グラフ |
構成比の表示 | 円グラフ・100%積み上げ棒グラフ |
地域別表示 | 地図(マップ) |
🙅♂️「全部円グラフ」はNG。見づらくなりがちです。
✅ 4. カラーは「強調したい部分」に限定
カラフルにすればいい…というわけではありません。
強調したい部分にだけ色を使うのが効果的!
- ベースカラーはグレーやネイビーなど抑えた色
- 強調部分だけ赤やオレンジで目立たせる
- 連続値(例:温度、売上額など)はカラースケールを使う
🎨 色には意味を持たせる。単なる「見た目重視」にしない!
✅ 5. タイトル・ラベルをしっかり書く
グラフがよくできていても、「これは何の数字?」と疑問を持たれると意味がありません。
- タイトルに「何を表しているか」を明記
- 軸ラベル、単位(円・%・人など)は必ず記載
- Tooltip(ツールチップ)も丁寧に編集
📝 例:「売上推移」→「月別売上推移(2023年4月〜2024年3月)」
✅ 6. フィルターやパラメータを使いすぎない
Tableauの強力な機能であるフィルターやパラメータも、多用すると混乱のもとに。
- 絞り込み軸は2~3個に絞る
- デフォルト値をセットして「何も設定しなくても使える」状態に
- 複数のフィルターが互いに影響しないよう確認する
🔄 ユーザー目線:使いやすいインターフェースにすることが大事!
✅ 7. 公開前に「第三者の目」で確認する
自分では完璧に作ったつもりでも、他人から見たら意味不明というケースも多いです。
- チームメンバーや上司にレビューしてもらう
- 「このダッシュボードを使って、どんなアクションを取るか?」をチェック
- スマホや小型PCでも見やすいか確認する(レスポンシブ対応)
👀「使えるか?」ではなく「使われるか?」を意識すること!
📌 まとめ:初心者が気をつけるべきTableauダッシュボード作成の7つのコツ
- 見る人の立場に立って設計する
- 情報を詰め込みすぎない
- データの種類に合ったグラフを選ぶ
- 色使いは控えめ+ポイント強調
- タイトル・ラベル・単位を丁寧に
- フィルターは絞って、分かりやすく
- 第三者に見てもらってフィードバックを得る
🎁 おまけ:初心者におすすめの練習テーマ
- スーパーストアデータで「カテゴリ別売上ランキング」
- 地図で「地域別利益の可視化」
- 月別の売上推移+前年同月比の比較
次回の記事では、実際に 「Tableauで作る簡単な売上ダッシュボードの作成手順」 を詳しく紹介します!
📩 気になる点があればコメントで気軽に質問してくださいね!
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