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ChatGPT Codex 導入から使い分けまで

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🚀 はじめに

最近まで、私は Claude Code(Pro / $20) をメインに使っていました。
ターミナルからプロジェクトを読ませて、修正して、実行して…という「自律型エージェント」体験がとても便利だからです。

ただ、$20プランだと1日に使える量に上限があり、作業が長引くと「今日はここまで…」となる日もありました。

そんな中でふと気づいたのが、私は別途 ChatGPT Pro にも課金していて(もともと調べ物・文章作成用)、そのプランに Codex が含まれていたことです。
「ChatGPTは使ってるけど、Codexって何?」「Claude Codeと何が違うの?」という疑問が、自分の中でも一気に解像度が上がったので、本記事として整理することにしました。

この記事では、ChatGPT Codexの概要・料金イメージ・導入方法(Web / CLI / IDE) を初学者向けにまとめたうえで、Claude Codeとの使い分けも整理します。

🤖 ChatGPT Codexとは?

Codex は、ChatGPTの中から使える AIコーディングエージェント です。
「短いコードの補完」だけでなく、リポジトリ単位の作業(複数ファイルの修正、テスト生成、リファクタリング、レビュー)までを、対話で進められます。

Codexは大きく3つの入り口があります:

  • Web(ChatGPT):ブラウザから使う。まずはここが最短
  • CLI(Codex CLI):ターミナルから使う。ローカル開発に強い
  • IDE拡張(Codex IDE Extension):VS Code(Cursor/Windsurfでも)から使う

図1: Codexの全体像(Web / CLI / IDE)
図1: Codexは「入口(Web/CLI/IDE)」が複数あり、同じアカウントでつながるのが特徴。

🧭 先に押さえる:ChatGPT(サブスク)とOpenAI APIは別物

初学者が一番混乱しがちなのがここです。

  • ChatGPT(Plus/Proなど):月額サブスク。ChatGPTのUIやCodexなどが「プランに含まれる」
  • OpenAI API:従量課金。APIキーを使ってアプリや拡張機能から呼ぶ(使った分だけ課金)

Codex CLI / Codex IDE拡張は、実装によって 「ChatGPTアカウントでログイン」または「APIキー」 のどちらかで使えます。
この記事はまず ChatGPTサブスクで使う 前提で説明し、最後にAPI利用の注意も補足します。

図2: ChatGPTサブスクとOpenAI APIの違い
図2: 「サブスクで使う」か「APIで使う」かで、料金体系と管理方法が変わる。

💰 料金体系(2026年1月時点の考え方)

Codexは、基本的に ChatGPTの有料プランに含まれる 形で提供されています。

  • Plus / Pro / Business / Enterprise / Edu で利用できる(提供状況は変更される可能性があります)
  • ただし 「無制限」ではなく、利用枠(メッセージ/タスク/レビュー回数など) の概念があります
  • 枠を超えた場合は、追加購入(クレジット)や上位プランで緩和される、という設計です

重要:この記事内の価格や上限は変更される可能性があります。
最新情報は公式の価格・制限ページを確認してください(リンクは「参考文献」にまとめています)。

🛠️ 導入方法(3つの使い方)

ここからは「今日から触れる」ことを重視して、3パターンで導入手順を整理します。


方法1:Web版(ChatGPT内で使う)

一番簡単で、インストール不要です。

  1. ChatGPTにログイン
  2. サイドバーやメニューから Codex を選択(表示はUI更新で変わることがあります)
  3. 依頼を書く(例:「このリポジトリでバグ修正して」「テスト追加して」など)

まずはこれだけでOKです。
「Codexがどんな粒度で返すか」「どんな指示が通りやすいか」を掴むのに最適です。


方法2:CLI版(Codex CLIをターミナルで使う)

ターミナルで使うと、ローカル開発の流れに自然に溶け込みます。

インストール(npm または Homebrew)

npm(Nodeが入っている場合)

npm i -g @openai/codex

Homebrew(macOS / Linux)

brew install codex

ログイン

CLIは「ChatGPTアカウントでログイン」または「APIキー」のどちらかで使える場合があります。
まずはChatGPTログインで試すのが分かりやすいです。

codex login

使い方(例)

cd /path/to/your/project
codex

Tips:

  • 最初は「このエラー直して」より、「再現手順」「期待する挙動」「制約」 を短く添えると成功率が上がります
  • いきなり大規模変更を頼まず、小さく直して→テスト→次 の流れがおすすめです

図3: 使い方に慣れてきたら順に範囲を広げていくイメージ
図3: 使い方に慣れてきたら順に範囲を広げていくイメージ


方法3:IDE拡張(VS Code / Cursor / Windsurf)

「エディタから離れたくない」派にはこれが最適です。

  1. VS Codeの拡張機能で Codex をインストール
  2. サインイン(ChatGPTアカウント or APIキー)
  3. エディタ内で、コード生成・修正・レビューを依頼

以前は「公式拡張がないのでサードパーティで…」という流れも多かったのですが、
Codexの公式拡張が整ってきたことで、初学者でも導入しやすくなりました。

以下の記事も参考にさせてもらいながら設定などを行いました!(ありがとうございます!)
https://zenn.dev/dely_jp/articles/codex-cli-matome

🔀 ChatGPT CodexとClaude Codeの使い分け

両者は「どっちが上」というより、得意な作業の型が違うと捉えるとスッキリします。

ざっくり比較

観点 Codex(ChatGPT / CLI / IDE) Claude Code(CLI中心)
入口 Web/CLI/IDEが揃っている CLI(+IDE連携)中心
体験 ChatGPTのUIと統合、導入が軽い 自律的に動かすワークフローが強い
向いている まず触る・小さめの作業・レビュー リポジトリ全体の修正・自動化
注意点 利用枠(レートリミット)あり プラン/レートリミットあり

使い分けのおすすめ(初心者向け)

  • まずCodex(Web)で体験する
    → 導入のハードルが低く、成功体験を作りやすい
  • 「毎日ターミナルで使いたい」「複数ファイルをガンガン直したい」
    Codex CLI / Claude Code のどちらか(または併用)へ
  • チーム開発で安全運用したい
    → 組織のガードレール(権限/レビュー/Secrets管理)を先に設計してから

図4: CodexとClaude Codeの使い分け
図4: 「入口の軽さ」と「自律ワークフロー」のどちらを優先するかで選ぶと迷いにくい。

⚠️ ハマりどころ・Tips(初心者が詰まりやすいところ)

1) 「ChatGPTのサブスク」と「API課金」を混同する

  • CodexをChatGPT側で使う → サブスク枠
  • 拡張機能でAPIキーを使う → 従量課金(別料金)

「思ったより請求が来た…」はここが原因のことが多いです。

2) 依頼が雑すぎて失敗する

AIは万能ではないので、以下の3点だけ入れると安定します。

  • 目的:何を実現したいか
  • 制約:壊したくない仕様、使っていいライブラリなど
  • 完了条件:テストが通る、特定の出力が出る、など

3) 機密情報を貼ってしまう

  • .env や秘密鍵、社内URL、顧客データなどは貼らない
  • チーム利用なら 共有ルール を決めてから導入する

📝 まとめ

  • Codexは、ChatGPTに統合された AIコーディングエージェント
  • 入口は3つ:Web / CLI / IDE拡張
  • まず Web版で体験 → 慣れたらCLI/IDE の順が安心
  • Claude Codeとは補完関係。入口の軽さ(Codex)自律ワークフロー(Claude Code) で使い分ける

🙋‍♂️ 個人的な所感(1日使ってみて)

1日しっかりCodexを触ってみましたが、正直、現時点では「Claude Codeとの差」を強く感じていません
どちらも「賢いエージェント」で、できることのレンジがかなり近い印象です。

ただ、私はすでに Claude側でエージェントやスラッシュコマンドを組んで仕組化しているものがあるので、
もしCodexで同じ運用が そのまま or もっと楽に 置き換えられるなら、Codexに寄せていく可能性は十分あると思いました。

一方で、Codexは1日使ってもレートリミットが全然来なくて快適でした。
この「途中で止まらない」体験は、集中して作業したい日にかなり効きそうです。

(=今は“どっち派”というより、しばらく併用して見極める方針です)

参考
Codex 使用状況ダッシュボード
図5: Codex の使用量確認画面
図5: Codex の使用量確認画面


参考文献

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