Cloudflare Workers をよく知らず適当に使って利用を中止した話
何となく新しいサービスを作ろうと思いまして
いつもの Next.js じゃなくて Remix でやってみようと思い立ちました。
そうすると Remix に関連して Cloudflare Workers などの情報も出てきて
エッジでいろいろうごくのめっちゃええやん!と思いまして
Remix + Cloudflare Workers + D1 で、まずやってみようと思った次第でした。
D1を組み合わせるのは難しかったから
じゃあ、そこはFirebase Firestoreにしてしまおうか。
そして、ローカルでいい感じに開発ができてデプロイしようとしたその時です。
firebase-admin requires a full Node.js runtime and is not supported on Cloudflare workers. The SDK is currently incompatible with bundling tools like webpack.
https://github.com/firebase/firebase-admin-node/issues/2069#issuecomment-1426082331
そうです Cloudflare Workers は、完全なnodeが動いているわけではありません。
なので、適当に作ったRemixはそのまま動きません...
compatibility_flags = [ "nodejs_compat" ]
というオプションである程度のnode関連のimportができるようになりますが...
// Do this: import { Buffer } from 'node:buffer'; // Do not do this: import { Buffer } from 'buffer';
https://developers.cloudflare.com/workers/runtime-apis/nodejs/
のように書く必要があります。
いや...無理じゃない?
自分のライブラリ内なら可能だけど、他の人が作ったライブラリの中身
全部node:つけるの無理じゃない...?
無理じゃない!例えば、Firebase Authのリクエストを自前で組んでしまえば!
これと同じようにFirebaseを、再実装してしまえばOKです。
ですが、手軽にやってみたかったので、ここまでとしました。
コードを引き上げて Fly.io にデプロイしなおして
今回の Cloudflare Workers お試しは終了としました。
制限はありますが、その分エッジで動くメリットはもちろん大きいので
Cloudflare Workers を利用した高性能なWebサービス作成にも
機会があればチャレンジしたいなと思った次第でした。
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