OneLoginの解約方法
最近、OneLoginを解約して別サービスに移行する必要が出てきました
しかし、OneLogin公式や日本で導入サポートを提供している販売代理業者の記事を漁っても明確な解約方法の記述を見つけられず、メモとしてここに記載しておこうと思います
今回紹介しているのは自分の勝手な推測に基づく方法です
この方法や考えが合っているか解約前にサポートに問い合わせましたが、なぜか返信が返ってこなかったので、あくまで自己責任でお願いします
解約方法
簡単に言うと、ユーザー数0=解約扱いみたいです
具体的に言うと、オーナー権限を持つ1ユーザー以外の全てのユーザーを削除後、最後にオーナー権限を持つユーザーを削除すれば良いと思います
なので、まず下記のOneLogin公式を参考にユーザーを全て削除してください
問題ないと思いますが、個人的にAppsやConnectorを残したままにしておくのは怖いので、
念の為消しておいた方が良いかなと思います
そして最後にSetting > Account Setting
あたりから最後にオーナー権限を持つユーザーを削除すれば完了です
これでOneLoginのドメインにアクセスできなくなくなり、次回請求日に請求が発生しなかったので、解約されたと勝手に判断しました
所感
自分は去年、国内外のIDaaSサービス20個ほどを比較検討して、色々お試しさせて頂いた中で、OneLoginさんを選択しました
1PasswordさんやLastPassさんのように、自動パスワード保存機能が無く、わざわざサイトを開いてパスワードを登録するのが億劫でパスワードを保存し忘れることが出てきたため、今回移行するきっかけになりました
今回の移行でIDaaSを選ぶ際にセキュリティやコストを考慮するのはもちろんですが、現場の人に使ってもらわなければ意味がないので、下記も考慮すべきだなと学びました
- パスワードの登録のしやすさ、使いやすさ
- AWSなど3つ以上入力項目がある際に、ユーザーとパスワードを正しく自動入力できるか
- ワンタイムパスワード(TOTP)
- 自動パスワード保存
- 最小ユーザー数の制限の有無
- サービスの解約のしやすさ
IDaaSのサービスはターゲットをBtoBをメインにしているか、BtoCも考慮されているサービスかで結構な違いがあるので、注意が必要です
大抵はBtoBをメインにしているので、最小ユーザー数の制限があったりします
人数の少ないベンチャー企業などは選びにくいのは少々辛いところです
特に契約時に営業を挟んだり、販売代理業者の仲介が必須のサービスは、当たり前ではありますが大人数の企業をターゲットにしていて、最低50人からしか契約できなかったりするので、注意が必要です
OneLoginさんは営業を挟んだり、サポート業者の仲介が必須ではなかったため、とても契約しやすかったのですが、最小ユーザー数の設定があり、5人未満の運用でも毎月5人分4000円ほどの費用(※プランによる)がかかっていました
そして最後に個人的な意見ですが、解約方法(退会方法)を明示しておらず、解約しにくいサービスは良くないサービスだと考えています
今回のOneLoginさんもそうですが、企業としてサービスの解約方法は分かりやすく、明示しておいてほしいなと思います
余談ですが、トラストログインさんは以前は解約方法が載っていなくて、それでサポートに問い合わせた後にすぐ載せて下さっていたので、こうやって改善されていくサービスは素敵だなと感心しました
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