【脱・初心者】AWS料金の「なぜ高い?」を特定する。請求ダッシュボードの見方と改善ガイド
この記事のターゲット
ターゲットは以下のいずれかに該当する方を想定しています。
- AWSの未利用者
AWSリソースの何が課金対象かわからない。
→ 課金対象がわからないから、AWSリソース利用できない。 - AWS利用者
AWSを利用しているが何故か料金高い。
→ 何にいくらかかっているのか特定できない。
この記事で得られる知識- AWSのサービス別の請求確認方法
- コスト確認を楽にするテクニック
- コストの詳細
用語について
AWSサービス、AWSリソースなど各用語が何を指しているのか認識を整理しておきましょう。
| 用語 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| AWSサービス | AWSが提供する機能・製品 | EC2, CloudWatch, Key Management System |
| AWSリソース | AWSサービス内で作成したもの | EC2インスタンス, CloudWatchダッシュボード, KMSキー |
AWSの料金一覧の見方
どこで確認するか?
初めに請求の確認場所を説明します。
請求は、Billing and Cost Management で確認をします。
Billing and Cost Management では、AWSからの請求をサービス・リソース単位で確認できる機能を提供します。
検索窓で Billing and Cost Management と入力すれば出てきます。

遷移後の画面ではコスト月額のコストを確認できます。
①では、コストの内訳を確認できます。
②のCost Explorerで、より詳細に何にいくらかかっているかを知る確認します。

Cost Explorerの概要
こちらでは、AWSサービス・リソース単位でいくらの費用が掛かっているかを確認できます。
Cost Explorer は基本無料で利用可能です。(APIアクセスは有料)
①でこれまでの合計コストや月当たりのコストを確認できます。
②で1月当たりのサービス別のコストを確認できます。
表示されるグラフにカーソルを合わせれば、サービス別の料金を確認できます。
表示する期間は自由に設定可能です。
③で合計コスト、サービス別のコストをCSV形式でDLできます

リソースの料金確認方法
画面右側の絞り込み機能から、
①のサービスやリージョンなどによる絞り込みが行えます。
これらを駆使してリソースのコストを調査するのも良いですが、利用するサービスやリソースが増えるとその特定は難しくなってきます。
そこでおすすめしたいのが
②のタグです。
タグでは、ユーザーが作成した任意のタグによる絞り込みが行えます。

実際にどのようにタグを設定、利用するのか流れを確認しましょう。
タグの設定例
例:S3 に作成したバケットに対してタグの設定。
(利用するサービス、作成するリソースは何でも構いません。)
まずは、S3に s3-dev-yo というバケットを作成。

次に、タグの設定からNAMEというキーを作成。
値は s3-dev-yo-baguette を設定。
(キー、値はお好きな値を設定して下さい。)

このタグ設定を行う事で個別のリソースに対して絞り込みを行うことが出来ます。
タグの利用例
- ②のタグからNAMEを選択。
- NAMEのドロップダウンが表示されるので、s3-dev-yo-baguette を入力・選択。
- s3-dev-yo-baguette のコストのみが表示される。

このようにタグで絞り込みを行うことでリソースのコストを特定できます。
また、
VPCのNATGatewayは EC2その他 にカテゴリ分けされており、
Cost Explorer上でVPC内のコストを確認しても特定出来ないといったケースがあります。
使うリソースによっては別サービスにコスト計上されることもある為、リソース作成とタグの設定はセットで行うとその後の手間を減らせるでしょう。
まとめ
この記事では以下の2つについて説明しました。
-
請求ダッシュボードの見方
>Billing and Cost Management と Cost Explorer について -
改善ガイド
>タグによるコストの特定
扱うサービスやリソースが多くなってくると発生する、
『どこにいくらコストが発生しているか分からない。』
このような問題を手短に解決するためにタグの利用をお勧めいたします。
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