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日本語の文字の種類について
国が定めたもの
当用漢字
かつて日本で使われていた公文書や日常生活に使うべきとされた漢字の一覧。
1946年に漢字1850字で制定され、1981年に常用漢字に引き継がれる形で廃止された。
常用漢字(表内字)
文部科学省が定めた「日常生活で一般的に使われる漢字」の目安のこと。新聞・雑誌・教科書・役所の文書などで使われることを想定。
文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 常用漢字表の音訓索引
- 文部科学省が制定
- 2,136字
常用漢字表外字(表外字、表外漢字)
常用漢字に含まれていない漢字のこと。
表外漢字字体表
常用漢字とともに使われることの比較的多いと考えられる表外漢字をまとめたもの。
文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 参考資料 | 表外漢字字体表
- 文化庁が制定
- 印刷標準字体(1022字)と簡易慣用字体(22字)
人名用漢字
人の名前に使っていいとされる漢字のリスト。常用漢字に含まれないが、名前(特に戸籍に登録する名前)には使ってもいい漢字として法務省が定めている。
法務省:子の名に使える漢字
- 法務省が制定
- 863字
文字コード
文字コードとは、文字や記号をコンピューターが認識できる形式に変換するための規則のこと。
例えば以下のものがある。
- JIS(日本工業規格)
- Shift_JIS(SJISとも呼ばれ、Microsoft社が開発)
- EUC_JP(Extended Unix Codeの略で、UNIX系のOSで日本語表示用)
- UTF-8
- UTF-16
- Unicode(ISO 10646)
ブラウザでの表示
文字フォントによって所持する文字が異なるため、一部文字(辻と辻󠄀、逢と逢󠄀など)で表示が異なる
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