初心者がCodex先生とアプリ開発してみた記録
本記事では経験から得た教訓を記載しており、LLMの仕組み等に基づくことは専門家ではないので記載しておりませんので、ご承知おきください。
■要点
- 「~しないようなロジック組んで」は無意味
- 依頼を仕方によっては使用量が爆速で増える
- アーキ設計必須
■導入
思考を整理したくてマインドマップを使おうと思ったんですが、
調べてみるとサブスクばかりで、しかも画像も貼れないものが多くて困りました。
「なんでもよいから、自分だけで作ってリリースしてみたい」という気持ちはあったので、
経験は0ですがマインドマップアプリケーションを作ってみることにしました。
また、体調面も考慮すると作業はそんなに長く続かないので、
codex先生を使ってみました
結果的には、それなりに形になりましたが、
紆余曲折がありすぎたので、その点を備忘録としてまとめました。
環境
- Windows 11
- .NET WPF
- Visual Studio 2022
- ChatGPT 5.1(3,000円のやつ)
- Codex
開発期間
1カ月
開発工程
だいたい図のような感じで開発してました。
「初めてということ」と「仕事のような嫌なことはしたくなかった」ので、テストは機能確認レベルで単体テストとかもやってません。レビューもさらさらっと見てた程度です。
どちらかというとWPF・C#について知ることや、アプリケーションの核となりそうな部分の仕組みづくりに注力して開発してました

■教訓1. 「~しないようなロジック組んで」は無意味
-
出来事
・ある機能を実現するよう依頼していたところ、この動作はしてほしくないなみたいな動作が一緒に実装されてました。コードをみてみたところ、してほしくない動作をするようなコードが実装されてました。面倒だったというのもありますが、「~しないようなロジックを組んで」と伝えたところ、結局同じようなロジックを組まれてしまい、結局自分で組むことに。。。 -
・・・。
まぁ、当然だったかもしれませんね。codex先生だから多くの知見もってそうだしできるかなとか思いましたが、これは期待しすぎだったようです。codex先生に「察してもらう」のは無理でした。“禁止事項だけ伝える”のではなく、「正しい状態」を具体的に指示する必要がありそうですね。
■教訓2. 依頼を仕方によっては使用量が爆速で増える
-
出来事
やたら急に使用量が減るタイミングがあり、週の使用制限に引っ掛かり、開発STOP。 -
調べてみたところ
どうやらコードの書き方や依頼の仕方によって、必要以上に多くのコードを参照してしまうことがあるようですね。その結果、使用量が爆速で増えていたようです。依頼を仕方を「1ファイル」「1機能」「1差分」くらいに依頼を分けたほうが、精度も使用量も両方マシになるっぽいですね。
■教訓3.アーキ設計必須
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出来事
序盤の段階でcodex先生に「こういうの実現したい~」みたいな依頼をしていると意外と思い通りのものを作ってくれる。しかし、これが後半になり、合計コードが1万行くらいを超えてくると、意図した機能が実装できなくなった。また、これに気づいた時にはリファクタリングも上手くいかなくなった。 -
調べてみたところ
GPTは「小さくまとまった役割ごとのコード」を扱うのは得意だが、責務が混ざった巨大クラスや、依存だらけの長いファイルは極端に苦手らしいですね。つまり、自分もLLMも迷子にならないように、最初に最低限の構造だけは決めておくべきだと感じました。
最後に
CodexやGPTを使いながら進めることで、
自分のペースでも少しずつ前に進めるんだな、という実感はありました。
作業が止まっても特に責められることもないですし、
気が向いたときだけ触る、くらいの距離感がちょうどよかったです。
自分と同じように、
「経験はないけどアプリを開発してみたい」
「体調的にも長時間作業はできないけど何か形にしたい」
という方がいれば、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
この記事で触れていたマインドマップアプリのリンクも置いておきます。
私と同じように「とりあえず作ってみたい」という方の参考になれば幸いです。
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