🚀

【2025年最新版】初心者が最初に選ぶべきプログラミング言語ランキング

に公開

現役講師が“本当に続く言語”をデータと経験で解説

🧠 はじめに

「どのプログラミング言語から始めるべきですか?」

これは、講師として最もよく聞かれる質問のひとつです。
結論から言うと、「正解はひとつではない」——
けれど、人気と実務の両面から見て“選びやすい言語”は確かにあります。

この記事では、TIOBE IndexやGitHubのデータをもとに
2025年時点での主要プログラミング言語のシェア率を紹介しながら、
実際に現場で使われている傾向や、初心者が続けやすいポイントを解説します。


📊 2025年のプログラミング言語シェア率(TIOBE / GitHub参考)

言語 シェア率(目安) 主な用途 学びやすさ
Python 約25% データ分析・AI・Web ★★★★★
JavaScript 約19% Webアプリ・UI ★★★★☆
Java 約10% 業務システム・Android ★★★☆☆
C# 約7% Unity・Windows ★★★☆☆
PHP 約5% WordPress・Web制作 ★★★★☆
SQL 約6% データベース ★★★★☆
C/C++ 約5% 組込み・高速処理 ★★☆☆☆

※参考:TIOBE Index(2025年1月時点)、GitHub Octoverse 2024年版


💬 各言語の特徴と選び方


🐍 Python(パイソン)

文法がやさしく、最初に「動いた!」という感覚を味わいやすい言語です。
AI・データ分析・Web開発など幅広く使われており、
「まずは1つ作ってみたい」人にはぴったり。
コード量も少なく、初心者でも結果が出やすいのが魅力です。

💡 続けやすさ:★★★★★
学習資料が多く、挫折しづらい。プログラミング入門の定番。


🌐 JavaScript(ジャバスクリプト)

Webページに動きをつける言語で、今やフロントエンドの王様。
HTMLやCSSの知識を活かせるため、Webデザインからのステップアップにもおすすめ。
Node.jsを使えばサーバーサイド開発も可能で、学んだ分だけ応用範囲が広がります。

💡 続けやすさ:★★★★☆
見た目の変化がすぐ分かるから、楽しみながら学べる。


☕ Java(ジャバ)

企業の業務システムやAndroidアプリ開発で根強く使われています。
一度覚えたら長く活かせる言語ですが、最初は少し構文が難しく感じるかも。
安定志向の企業や大規模開発を目指す人におすすめ。

💡 続けやすさ:★★★☆☆
文法はやや堅め。でも習得すれば大きな強みになる。


🎮 C#(シーシャープ)

Microsoftが開発した言語で、WindowsアプリやUnityゲーム開発で人気。
文法はJavaに似ていて、最近は業務アプリやクラウドでも採用が増えています。
「ゲームが作りたい」「業務ツールを作ってみたい」人に向いています。

💡 続けやすさ:★★★☆☆
環境構築がやや複雑だが、できることが多い。


🌍 PHP(ピーエイチピー)

Webサイトの裏側を支える言語で、WordPressなど多くのCMSがPHPで動いています。
最近は新規開発よりも運用・保守が中心ですが、
**「WordPressを通して学ぶ」**ことで、実務に直結するスキルになります。

💡 続けやすさ:★★★★☆
HTMLやCSSの延長線で学べる。副業・個人サイト構築にも強い。


💾 SQL(エスキューエル)

データベース操作に使う言語。
「どの言語を学んでも最終的にSQLにたどり着く」と言われるほど、
データを扱うすべての分野で必要になります。
プログラミングに苦手意識がある人でも、Excel感覚で始めやすいです。

💡 続けやすさ:★★★★☆
コードが短く、初心者でもすぐ成果が見える。


⚙️ C / C++

パソコンや機械の“中身を動かす”言語。
IoT・ゲームエンジン・OSなど、ハードウェアに近い部分で活躍しています。
難易度は高めですが、仕組みを理解したい人には最高の教材。

💡 続けやすさ:★★☆☆☆
難易度は高いが、土台を作れる。エンジニアの筋トレ的存在。


👨‍🏫 講師としてのアドバイス

たくさんの受講生を見てきて感じるのは、
**「どの言語を選ぶか」よりも「どう学ぶか」**のほうがずっと大切だということです。

人気のある言語を選んでも、
「なぜそれを使うのか」が自分の中で明確でないと続きません。
逆に、少し地味な言語でも、**“作りたいもの”や“解決したい課題”**がある人は
驚くほど早く上達していきます。


💡 続けるための3つのコツ

  1. 目的から入る
     「AIを使いたい」「Webサイトを作りたい」「自動化したい」など、
     ゴールを決めると、必要な言語が自然と見えてきます。

  2. 小さな成功体験を積む
     “動いた!”を早く体験するのが大事。
     最初はコピー&ペーストでもOK。動かしてみることが第一歩です。

  3. “読める”を目指す
     最初から完璧に書けなくてもいいので、
     他人のコードを読んで「何をしているのか」が理解できるようになると、
     成長スピードが一気に上がります。


プログラミングは、スポーツや楽器のように**「体で覚える学び」**です。
焦らず、毎日少しずつ触れていくことで必ず形になります。
そして何より——
「わかる楽しさ」を感じながら続けることが、
一番のスキルアップへの近道です✨

🧭 初心者におすすめの学び順

プログラミングを「何から始めるか」は人によって違いますが、
多くの受講生を見てきた経験から、目的別におすすめの順番をまとめました。


💻 Web制作・デザイン系

  1. HTML / CSS(見た目を作る)
  2. JavaScript(動きをつける)
  3. WordPress(公開・運用の流れを学ぶ)

💬 「自分のサイトを作って公開できるようになる」ことが、最初の大きな一歩です。

💬 自分のサイトを作れるようになると、モチベが一気に上がります。


🤖 データ分析・AI系

  1. Python(まず動かしてみる)
  2. SQL(データを扱う基礎)
  3. ライブラリ活用(pandas, matplotlibなど)

💬 コードが“現実のデータ”に繋がると、プログラミングが一気に面白くなります。


⚙️ 業務効率・自動化系

  1. VBA / Python(身近な作業の自動化)
  2. API / ファイル操作(外部連携)
  3. アプリ化 or Web化(チームで使える形に)

💬 「身近な不便を自分で直せた」経験が、自信になります。


✨ さいごに

どの言語も、“学ぶ目的”が見えた瞬間に一気に楽しくなります。
プログラミングは、センスよりも続け方の工夫で上達します。

「わかる → 作れる → 教えられる」
その流れを楽しめるようになったら、もう立派なエンジニアです😌


💬 学ぶきっかけが見つからないときは、
「作りたいもの」ではなく「直したい不便」から考えてみましょう。

Discussion