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【PHP】ざっくりオブジェクト指向 - オブジェクト指向の必要性

2022/11/13に公開約1,400字

はじめに

オブジェクト指向プログラミング(以降、オブジェクト指向)は、同じコーディングを何度もしない(再利用性を高める)ための工夫です。再利用性を高める工夫で、オブジェクト指向でないとコーディングできない機能がある訳ではありません。ですから、なぜオブジェクト指向が必要なのかを理解することが難しいかもしれません。この記事では、初級プログラマにとって第一の関門であるオブジェクト指向の必要性と仕組みを説明します。

なぜオブジェクト指向が必要なのか

なぜオブジェクト指向が必要かを考えるために、まずはオブジェクト指向ではないPHPのソースコードについて考えてみましょう。このソースコードのように、変数や関数を活用すれば一般的な機能はコーディングできそうです。さらに、関数の部分を別ファイルに切り出せば、必要な時にそのファイルをincludeして関数をコールすれば再利用性もありそうです。では、なぜオブジェクト指向が必要なのでしょうか?

https://github.com/hyada/object-oriented-programming/blob/15f6b4e4a07b27a839ca65ff1bca6e209ccfc7cb/code/sample1-1.php

ソースコードの再利用というとまず関数が思いうかびますが、オブジェクト指向はさらにソースコードの再利用性を高める工夫です。上記のソースコードではsuzukiにもtanakaにもname ageがあり、その変数の値を取り出すためにgetName() getAge()という関数を作成しました。つぎのyamadaを作る時にも、これらの変数と関数は必要になりそうです。それなら、Personに関わる変数name ageと関数getName() getAge()を箱に入れて一つにまとめておけば、つぎのPersonを作る時に便利そうです。この変数と関数をまとめて箱に入れて、再利用性を高めるのがオブジェクト指向の工夫です。

小規模システム開発ではソースコードが少量のため、このようにソースコードを整理して再利用性を高めることはあまり必要ないかもしれません。しかし、大規模システム開発や他のプログラマのソースコードを読む時には、このように変数と関数を整理して再利用できることは非常に重要なことです。

目次

ざっくりオブジェクト指向(全5記事)

  1. オブジェクト指向の必要性
  2. クラスとインスタンスと継承
  3. インスタンスを生成
  4. staticと遅延静的束縛
  5. アクセス権とカプセル化

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