🌍

Laravel Live Japan 行ってきたぞー!

に公開

Laravel Live Japan 2026に行ってきました。

laravel live japan のホームページ画像

こんにちは!普段はTypeScriptやGoをメインに学習している、しがない学生エンジニアです。

実は、Laravelどころか、PHPすら書いたことがありません。

そんな私が、2026年5月26日〜27日に開催された 「Laravel Live Japan 2026」 に心細かったけど単身で参加してきました。
今回は、完全アウェーの環境に飛び込んで得た衝撃と、そこから学んだ最高の経験をブログにまとめます。

参加のきっかけ:始まりは一通のメールから

4月のある日、TechTrainさんから一通のメールが届きました。

ん?なにこれ、学生無料??

ちょっと調べてみよう。

軽い気持ちで公式サイトを開いた私は驚愕しました。
海外からの超有名エンジニアたち(Laravelの開発者、Viteの開発者、独自のOSSを開発している人など)がこぞって登壇する、とんでもなく大規模なカンファレンスでした。

「これは行くしかない。でも、学生一人で参加するのはちょっと怖いな……」

とはいえ、普段からconnpass等を使って一人で勉強会に単身乗り込むことには慣れていたので、「まあ、なんとかなるだろう!」と意気揚々と会場へ向かいました。

が、しかし、、、、、

会場到着:一味もふた味も違った「圧倒的グローバル感」

今回のカンファレンスは一味どころかふた味くらい違いました。
なぜかというと、、、、、

日本人が極端に少ない。どこをみても英語が飛び交っている。かなり食らいました。
「俺明日来ないかも、、、」

すでに受付から

Hello, good morning!

、、、あ、、、終わった、俺英語しゃべれないよう。。。

...hel..lo....

ごり押しで会場内に入りました。

セッションの様子:同時翻訳ありがとう。

座席はかなり前方の見やすい席を確保できました。休憩ごとに一度みなさん席を離れ、席のシャッフルがあり、常に新鮮な環境で飽きずに話を聴ける工夫がされていて素晴らしかったです。

登壇内容は、当然ながら基本すべて英語(一部を除いて)。
リスニングの壁は高かったですが、画面下部でリアルタイムに動いている同時翻訳機が命綱になりました。
耳で頑張って英語を聴きつつ、翻訳テキストとスライドを目で追いながら、必死に内容を理解しようと食らいつきました。
ところどころリスニング頑張ろうとしちゃって内容全くわからない部分もありました。

PHPやLaravelの具体的なコードは未経験でしたが、「AI時代の開発のあり方」や「技術的負債との付き合い方」、「プラットフォームエンジニアリング」といった、言語を問わない設計思想やマインドセットの話は、GoやTypeScriptを学ぶ自分にとっても深く刺さるものばかりでした。
耳の痛い話ですごく学びになった部分もあれば、Laravelに関しても登壇がたくさんあり、Laravelはこんなコードなのかあと、Typescriptのスパイはそう思っていました。

ランチタイム:単語ゴリ押しの異文化交流

Day 1、Day 2ともに、昼食(Day 1 はローストビーフ、Day 2はIKEAのごはん!)の時間はランダムな4人チームを有志の人たちで組める仕組みになっていました。
どうせなら、一人で食べるくらいなら!と、英語ができないにもかかわらず乗り気で突っ込みました。つたない英語で話してくれる人も優しいし、わからなそうにしてたら通訳してくれる人もいて本当に助かりました。本当にありがとう><
二日目のIKEAでのごはん

ここでもチームに英語話者の方が。最初は縮こまりそうになりましたが、「せっかく来たんだから話さないと損だ!」と開き直り、知っている単語をフル動員してゴリ押しで英会話を敢行。 拙い英語でも、エンジニア共通の話題があればなんとかコミュニケーションが取れるという、最高の成功体験を得ることができました。

タイムテーブルと印象に残ったセッション

2日間のタイムテーブルは以下の通りでした。

Day 1
開幕・オープニング(Daniel Coulbourne / Ryuta Hamasaki)

  • Strict AI Engineering(Nuno Maduro)

  • PHPUnit でモックとスタブを使いこなす(うたまる あすみ)

  • Inside Nightwatch: Real-Time Analytics at Scale(Jess Archer)

  • Laravel アプリはなぜ壊れるのか? “基本形”を守り、破綻させない技術(武田 憲太郎)

  • Making Music with PHP(Marcel Pociot)

  • AI時代の仕事技芸論:ソフトウェア開発で『遊ぶように働く』職人的熟達のすすめ(倉貫 義人)

  • Lightning Talks

    • The browser has been trying to tell you something(Leah Thompson)
    • Laravelで手軽にAPIドキュメントを生成する ― Scribe活用術(加藤 宗一郎)
    • Breaking I/O Bottlenecks: Supercharging Laravel Queues with Hypervel(Albert Chen)
    • eBPF Can Do It! A 5-Minute Tour of 5 Real-World PHP Issues Solved with eBPF(岩堀 草平)
    • The New Bottleneck in Software(Colin DeCarlo)
  • Keynote: Laravel Updates(Taylor Otwell)

Day 2

  • キックオフ(Daniel Coulbourne / Ryuta Hamasaki)
  • Laravel and the Future of Native Apps(Simon Hamp / Shane Rosenthal)
  • The Modern Monolith, Revisited(Joe Tannenbaum)
  • (When) Do We Finally Have A Unified JavaScript Toolchain?(Alexander Lichter)
  • 技術的負債を正しく知り、正しく付き合う(河瀨 翔吾)
  • What's Next for PHP | The PHP Foundation(Roman Pronskiy)
  • Downstream with PHP(Tim MacDonald)
  • Bulletproof Your Laravel Code with Value Objects(Harris Raftopoulos)
  • 楽しかっただけの技術コミュニティが、今の私を作っていた(向平 琴未 (ことみん))
  • Lightning Talks
    -LaravelでMCPサーバーを作り、社内採用ツールを"AI操作"可能にする(鈴木 孝之)
    • The Golden Path for Laravel Developer: Platform Engineering in Practice(Ruchit Patel)
    • パッチを当てるだけじゃもったいない!— Laravel CVE の diff からセキュリティを学ぶ(塚原 彰仁)
    • What Your Eyes Don't Tell You(Ian Patel)
    • コミュニケーションのハブとしてのカンファレンス(大倉 雅史)
  • パネルディスカッション:Laravel × VoidZero — Web開発の未来を語る
  • クロージング

このカンファレンスで強烈に思ったこと

PHPもLaravelも触ったことがないからこそ、純粋な一人の「開発者」として、脳裏に焼き付いた素晴らしい気づきがたくさんありました。自分のメモをそのまま大公開します。

  1. 英語、そして「専門用語」の壁
    英語喋れるようになろう、マジで。これからの時代、世界の最前線に触れるには英語が必須だと肌で感じました。英単語どころか、そもそも専門用語も分からない!英語のリスニング以前に、技術的なバックグラウンドや専門語彙が足りていないことに気づけたのは、これからの学習の大きな指針になりました。もっと学習しよ

  2. 技術の刺激と「脳汁」
    会場の音響・機材が良すぎて、低音で脳汁出る。
    カンファレンス独特の、あの胸に響く重低音と熱気だけで、モチベーションが限界突破しました。Making Music with PHP の16ビートで正直飛びました。あのウーファーマジですごい。

  3. PHPの「super native」ってなにごと??
    PHPでネイティブアプリを動かすライブラリの話を聞いて、概念がひっくり返りました。Native言語って作ろうと思って作れるものなのかと、エンジニアの力を感じました。

  4. ClickHouse、速すぎ。
    MySQL, postgreSQL, ClickHouseの圧倒的なパフォーマンスにただただ圧倒されました。

  5. 明日から変える、自分の開発姿勢
    テストはしっかり書こう。
    PHPUnitでモックとスタブを使いこなす話や、アプリを破綻させない技術の話を聞いて、普段のTS/Goの開発でもテストに対する意識を180度変えようと決意しました。もうちゃんと書く。

  6. 技術的負債を作ってるのって、自分らがAIを使いこなせてないから加速するのか?
    技術的負債のセッションを通して、AIにコードを書かせる現代だからこそ、人間が正しくコントロールして設計を守らないと、負債がとんでもないスピードで膨らむという強烈な危機感を覚えました。人間のコントロール下にしっかりと置くというのがとても大事だと、、、

  7. Biome(Unified JS Toolchainの文脈)とか、ESLint(あるいはLinter/Formatter系)をちゃんと使いこなそう。
    開発環境のツールチェーンを整える重要性を再認識。

  8. OSS、ちょっと頑張ってみようかな。
    最後のセッションのprどう思う?の部分、そして個人的にお話を聞いたら、コミュニケーションのほうが技術よりも大事らしい!
    ossに挑戦してみます!!!!!!!俺も貢献したい!技術まだ自信ないけど!!!!

  9. js系の偉大さ
    ほとんどのセッションでtsかjsの話が出てくるので、js系って本当に強いんだなと実感しました。

まとめ:PHP未経験の学生が異国情緒なカンファレンスに行って得たもの

最初は「英語しか聞こえない、終わった……」と絶望しかけましたが、終わってみれば「本当に来てよかった、これだからカンファレンスへの単身突撃はやめられない!」という気持ちでいっぱいです。

今回得られた大きな収穫は以下の3つです。

  1. 英語への心理的ハードルが消え去ったこと
    完璧じゃなくても、単語のゴリ押しとパッションがあれば海外のエンジニアとも話せるという自信がつきました。お話をしたエンジニアの方にも頑張ってとか、ほめていただいたりとか、すっごい嬉しいこともあったけれどやっぱり人と話すのが好きなんだなと思いました。

  2. 言語の垣根を超えた技術の共通点が見えたこと
    PHP/Laravelは未経験でも、クリーンな設計やAIとの付き合い方、ツールチェーンの動向など、GoやTypeScriptの学習に今すぐ活かせる知見が山ほどありました。AIを扱うにあたって、LinterとかTestとか、使い方がエンジニアのありようを決めるというのを痛いほど感じた二日間でした。Laravelを今後触ることがあるかはわかりませんが、いつかGo、TSに慣れ、余裕の出てきたときにLaravelを触って共通点を肌で感じたいです。

  3. 世界の広さと熱量を肌で感じられたこと
    世界中で愛されるエコシステムを作っている人たちの熱気に直接触れ、エンジニアとしてのモチベーションが限界突破しました。tskaigiにもいってきましたが、今回の展開が外国向けではなかったのかわかりませんが、世界中で愛されているフレームワークのカンファレンスに関しては初めて、そしてその人たちの活気に触れ、外国の方は大抵このイベントのために来ているようなやる気のあふれる方でした。もうやる気どぱどぱでてきてとまらないです。

素晴らしい機会をくれたTechTrainさん、そして圧倒的な場を作り上げてくれたLaravel Live Japanの運営・スピーカー・参加者の皆様、本当にありがとうございました!

次は、少しでも英語を喋れるようになって、そしてちょっとくらいはPHPも触ってみてから、またこの熱狂の場所に帰ってきたいと思います!

Discussion