🐾

AWS CLF 合格した話

に公開

こんにちは、開発エンジニアの塚本です。
これまで、AWS Jumpstartへの参加や実際にAWSを用いたデータ基盤の構築についての記事を投稿してきました。

実務でAWSに触れる中で、動くものは、なんとなく作れるようになりました。
そんな私が、「AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF)」を受験し、無事合格することができました。
今回は、実務経験がある中でなぜこの資格を選んだのか、その背景を中心にお伝えします。

受験の背景と理由

1. 体系的な知識の欠如を埋めるため

実務では特定のサービス(S3, Lambda, RDS, VPC, EC2など)を深く触る機会がありました。
しかし、AWSには200を超えるサービスが存在します。
「一部のサービスには詳しいが、全体像が見えていない」という状態を脱し、AWSのサービスについて体系的に理解したいと考えたのが最大の理由です。

2. SAA取得に向けた土台作り

目標は、AWSを用いたシステム設計や構築のプロであることを示す「AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)」の取得です。
いきなりSAAに挑戦することも考えましたが、前提となる各サービスの役割や「AWSの考え方(責任共有モデルなど)」の理解が不足していると感じました。
まずはCLFで土台をしっかり作ることで、結果としてSAA合格への近道になると判断しました。

学習の内容

使用した教材

問題集(udemy)

辞書代わり

期間

2025年11月〜2026年1月3日までの約2ヶ月間で、1月4日に受験しました。実務と並行しながら以下の2ステップで学習を進めました。

  • 11月〜12月:実務を通じた学習
    • 業務を通じて、「S3, Lambda, RDS, VPCなど」を中心に、なぜこの設定が必要かを意識しながら勉強しました。
  • 12月の冬休み:(12月27日~1月3日)
    • 上記udemyの問題を徹底的に解き込みました。理解しづらかった問題は、上記辞書代わりの教材やネットで検索をし、深堀りしました。

個人的に特に難しかった内容

1つ目:サポートプランの違い

「ビジネス」「開発」「エンタープライズ」など、プランごとの違いを覚えるのが大変でした。

  • ベーシック
    • 無料。
    • カスタマーサービス(請求・アカウント)への問い合わせのみ。
    • 技術サポートはなし。
    • 全てのAWSのユーザー(初期状態)で使用可能
  • Developer(開発者)
    • 営業時間内のメールサポートのみ。
    • 主に開発、テスト環境で使用推奨
  • Business(ビジネス)
    • 24時間365日の電話・チャット対応。
    • 主に本番環境で使用推奨
  • Enterprise
    • TAM(テクニカルアカウントマネージャー)という専任担当がつくのが最大の特徴。
    • 応答時間が、15分以内。
    • 主にミッションクリティカルな環境で使用推奨

「どのレベルのトラブルまで、どれくらいの速さで助けてほしいか」というビジネス視点を問われる内容で、理解がしづらかったです。
特に「Trusted Advisor」の利用範囲がプランによって解放される点は、コスト管理と運用保守の観点から非常に重要であることを学びました。

2つ目:AWS クラウド導入フレームワーク(CAF)

CAFは単なる技術構成ではなく、「組織としてどうクラウドへ移行するか」というロードマップです。
「ビジネス・人員・ガバナンス」といった非技術的な視点が含まれるのが特徴で、技術寄りの業務では意識しづらく、普段コードを書くエンジニアの視点からは、遠い領域だったため理解しづらかったです。

合格して得られたメリット

「点」だった知識が「線」になった

これまで「なんとなく使っていた設定」や「なぜこのサービスを使うのか」という理由が、AWSの設計思想と紐づいて理解できるようになりました。

視野の広がりと引き出しの増加

実務で触れる範囲(S3, Lambda, RDS, VPC, EC2など)以外にも、AWSには膨大なサービスと解決策があることを体系的に学べたことが大きなメリットです。
「こんな課題を解決するサービスが既にあったのか!」「AWSではこういう考え方で設計するのか!」という新しい発見の連続でした。
「自分が知っている範囲」だけで考えるのではなく、「AWSが提供する広大な選択肢」の中から最適なものを選ぼうとする姿勢(エンジニアとしての引き出しの増加)を身につけることができました。

今後について

無事にCLFを取得し、AWSの全体像を俯瞰できるようになりました。
次は当初の目的通り、SAAに挑戦します!
実務での構築経験と、今回得た体系的な知識を掛け合わせて、よりセキュアでスケーラブルなシステム設計ができるエンジニアを目指していきたいと思います。

おわりに

「実務で触っているから基礎資格はいらないかな?」と迷っている方もいるかもしれませんが、改めて勉強してみると新しい発見がたくさんありました。
特に下記のような方にぜひおすすめしたい資格です。

  • 体系的にAWSのサービスについて勉強したい方
  • SAA取得に向けて基礎固めしたい方
  • これからAWSを本格的に学びたい方
  • 私のように実務先行で知識が偏っていると感じている方

私も引き続き勉強を続け実務に活かしていきたいです。

Discussion