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Cursorのデフォ内部コマンド・たまに暴れるので無理やり指示する。

2025/04/12に公開

web_search: 最新情報をキャッチアップ

開発中に外部ライブラリの最新ドキュメントを参照したり、新しい技術トレンドを調査したりする必要がある場面で web_search が活躍します。

  • 何ができる?: 指定したキーワードでWeb検索を行い、最新の情報や関連するWebページの情報を取得します。
  • 活用例: エラーメッセージの解決策を探したり、特定のAPIの仕様を確認したりするのに便利です。

edit_file: コード編集・作成の頼れる相棒

リファクタリング、バグ修正、機能追加など、コードの編集作業をサポートするのが edit_file です。

  • 何ができる?: 既存のファイルに対して、具体的な編集内容を提案します。変更箇所と、変更しない部分 (// ... existing code ...) を明確に示します。
  • 開発者プロトコル: 編集の適用も非常に高速に行われます。

codebase_search: コードの海から宝を探す

大規模なコードベースの中から、特定の機能やロジックに関連するコードを探すのは大変ですよね? codebase_search は、そんな時に頼りになるセマンティック検索ツールです。

  • 何ができる?: 自然言語で「〇〇する機能はどこ?」のように質問するだけで、関連性の高いコードスニペットを見つけ出してくれます。
  • 使いこなすコツ: ユーザーが普段使っている言葉で質問すると、より的確な結果が得られやすいです。特定のディレクトリに絞って検索することも可能です。

read_file: ファイルの中身を覗き見る

「あのファイル、どんな内容だっけ?」と思った時に便利なのが read_file です。

  • 何ができる?: 指定したファイルの特定範囲、または(開発者プロトコルではより柔軟に)ファイル全体の内容を読み込めます。
  • 注意点: 一度に読み込める行数には制限がある場合がありますが、開発者プロトコルでは高速に処理されます。重要な情報を見逃さないよう、必要に応じて追加で読み込みましょう。

run_terminal_cmd: ターミナル操作もお任せ

ビルド、テスト実行、パッケージ管理など、ターミナルでの定型作業は run_terminal_cmd に任せましょう!

  • 何ができる?: 指定したコマンドをターミナルで実行する提案を行います。承認されれば、開発者プロトコルにより高速に実行されます。
  • ポイント: バックグラウンドでの実行も可能です。git logless など、インタラクティブな操作が必要になるコマンドには | cat を付けて実行しましょう。

list_dir: プロジェクトの地図を描く

新しいプロジェクトに参加した時や、久しぶりに触るコードベースで、「どんなファイルがあったっけ?」となることはありませんか? list_dir は、ディレクトリ構造を素早く把握するのに役立ちます。

  • 何ができる?: 指定したディレクトリ内のファイルやサブディレクトリの一覧を表示します。
  • 活用シーン: プロジェクト全体の構成を理解したり、目的のファイルを探す前の下調べに便利です。

grep_search: テキスト検索のスピードスター

特定の関数名、変数名、設定値など、コード内の具体的な文字列を高速に見つけたいなら grep_search の出番です!

  • 何ができる?: 正規表現を使って、ファイル内からパターンに一致する箇所を ripgrep を利用して超高速に検索します。
  • 特徴: 大文字/小文字の区別、検索対象ファイルの絞り込み(例: *.py のみ)などが可能です。セマンティック検索よりも、ピンポイントで特定の文字列を探すのに向いています。

file_search: あのファイル、どこだっけ?

ファイル名の一部は覚えているけれど、正確なパスが分からない…そんな時は file_search を試してみましょう。

  • 何ができる?: ファイル名の一部(あいまいな記憶でもOK!)を使って、関連するファイルを高速に検索します。
  • 結果: 候補となるファイルパスのリスト(最大10件)が表示されます。

delete_file: 不要なファイルを整理整頓

一時ファイルや、使わなくなった設定ファイルなどを削除したい場合に delete_file を使います。

  • 何ができる?: 指定されたパスのファイルを削除します。
  • 安心設計: ファイルが存在しない場合や、権限の問題で削除できない場合でも、安全に処理を終了します。

reapply: 編集がうまくいかない時に

edit_file による編集提案が、意図した通りに適用されなかった場合の保険が reapply です。

  • 何ができる?: 直前の edit_file の指示を、より高度なモデルで再解釈し、編集を再適用します。
  • 使うタイミング: edit_file の結果がおかしいと感じたら、すぐにこのツールを試してみてください。

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