よわよわエンジニアが、つよつよエンジニアさんたちに勝てる日が来た!
※ つよつよエンジニアさんはさらにつよつよになっているはずなので私に勝ち目はありません。そしてケンカを売るつもりは1ミリもありませんのでお許しください。
「エンジニアの世界は経験とスキルがすべて」
そう思っていた時期が私にもありました。つよつよエンジニアさんたちは豊富な知識と実績を武器に、複雑なシステムをスムーズに構築し、最適なコードを書き、驚異的なスピードでデバッグをこなしていました。
一方、よわよわエンジニアだった私は、バグと格闘しながら、Google検索を駆使し、試行錯誤を繰り返して何とかコードを書いていたのです。
しかし、時代は変わりました。生成AIの登場と進化が、エンジニアリングのあり方を根本から変えようとしています。
生成AIが「考える仕事」までカバーし始めた
かつては、コーディングはもちろんのこと、デバッグもエンジニアのスキルがものを言う領域でした。しかし今、生成AIは単にコードを補完するだけでなく、最適な実装を提案し、バグを見つけ、さらにはパフォーマンス改善案まで出してくれるようになっています。
もはや「経験値が高いから速く書ける」とか「難解なバグを解決できる」ことだけでは、絶対的な優位性にはならなくなってきたのです。
職人技のコモディティ化
今までは「熟練のエンジニアだけが持つ知見」が武器になっていました。しかし、生成AIがその知見を即座に提供してくれるようになり、職人技がコモディティ化しつつあります。
もちろん、超つよつよエンジニアさんたちはさらなる高みに登り続けているので、まったく価値がなくなるわけではありません。ただ、「経験年数の差」がかつてほどの圧倒的なアドバンテージではなくなりつつあるのです。
問題解決力よりも、課題設定力・発見力の時代へ
これまでは、「問題が発生したら、どう解決するか?」がエンジニアとしての評価軸でした。しかし、これからは「どんな問題を解くべきか?」「そもそも何が問題なのか?」を見極める力の方が重要になってきます。
コードを書くこと自体がAIによって簡単になればなるほど、
- どの問題を解決すべきか?
- どんなプロダクトが世の中に求められているのか?
- どうすればユーザーが本当に満足するのか?
といった部分の重要度が増していきます。
そして、これこそが私のような「よわよわエンジニア」にも勝機がある領域なのではないかと思うのです。
よわよわでも逆転のチャンスがある!?
つよつよエンジニアさんたちと比べて、経験値が足りず、知識量でも負けていた私。しかし、課題設定力や発見力を磨くことで、価値のあるプロダクトを生み出せるようになれば、その差を逆転できるかもしれません。
もちろん、つよつよエンジニアさんたちもこの領域を伸ばしているはずなので、私はまだまだ追いつけていません。それでも、少なくとも「経験年数の差」に怯えることなく、勝負できる土俵ができたと感じています。
これからのエンジニアに求められるもの
技術力がAIによって補完される時代において、私たちに求められるのは、
-
課題を見つける力
→ どんな問題が存在し、それを解決する価値があるのか? -
適切な問いを立てる力
→ どうすれば問題を解決できるのか? -
アイデアを形にする力
→ AIやツールを駆使して、素早くプロトタイプを作り、検証する。
この3つを極めることができれば、もはや「つよつよエンジニア vs よわよわエンジニア」ではなく、「課題を見つけられる人 vs 見つけられない人」の時代になるでしょう。
これからの時代、エンジニアリングの世界はますます面白くなる!
つよつよエンジニアさんたちがさらにつよつよになる中で、私のようなよわよわエンジニアにも戦える道が開かれました。
「経験不足だから無理」ではなく、「どんな問題を解くか?」を追求し、
生成AIとともに未来を切り拓くエンジニアになりたい。
そんな思いで、これからも学び続けます!
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