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やりたいことがわからない私のキャリアの探し方

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はじめに: キャリアを明確に描けない人へ

弊社(WiseVine)では、評価期間が始まろうとしています。
今日は、そんな自分にとってタイムリーなキャリアの話をしてみようと思います。

「中長期で何を目指したい?」
「X年後、どういう状態になっていたい?」
「今後やってみたい仕事や役割はある?」
「強みをもっと活かせる仕事って何だと思う?」
「キャリアの軸ってどんなところにある?」
「チャレンジしたい領域ある?」

私はこのような質問がくると困ってしまうことが多くあります。
「いまめっちゃ満足してるんだよな」とか、「『めっちゃこれやりたい』って感じるものって今までの人生であったっけ?」とか、そういうことが浮かんできます。
やりたいことを直感でつかむのが得意ではないのです。

そんな私がやりたいことを見つけたり、次の一歩を踏み出すための自己流メソッドをご紹介します。
キャリアの理想像がはっきりしていない方に、少しでも参考になればうれしいです。

STEP1:やりたいことは「やりたくないこと」から探す

世の中の膨大な物事の中から「やりたいこと」を見つけるのではなく、「やりたくないこと」を消去法で一つ一つ潰していく方法です。

人間はポジティブな情報よりもネガティブな情報の方が、認識されやすく、記憶に残りやすく、強く影響を与えやすいという傾向ネガティビティ・バイアス)があります。このバイアスをうまく利用しているのかなと思います。

  • 苦手な働き方
  • 合わない価値観
  • エネルギーを奪う仕事

上記のような「やりたくない」ものを削り、「マシと思えるもの」、「楽に続けられること」を残していく。そうして残ったものを眺めると、やりたいものがぼんやりおぼろげながら浮かんでくるのかなと思います。

※余談:
私は注文住宅の間取りを考えていたときに、この方法を見つけました。
モデルルームや住宅雑誌を見ていると、かっこいい間取りにはいくらでも出会えます。
(バルコニーやキャットウォーク、吐き出し窓、中庭、ロフトなど)
そのなかから、「なんか嫌」「これは違う」という感覚で削っていくことで、徐々に取り入れたい要素を絞り込むことができました。
(予算の都合で最後まで残ったものはさらに少ないですが)

※それでもやりたいことが見つからない時は:
自分もそんな時がありました。
「やりたいことが見つかった時に備えて、そこに向かっていくための下地(普遍的に使える能力)を育てる」
みたいなことを考えたりしていました。

STEP2:強みは「イライラ」から浮かび上がる

イライラポイントは、裏を返せば自分が自然とできていること、得意なことの可能性が高いです。
そこに着目した方法です。
ストレングスファインダーなどの文脈で見かける考え方ですね。

  • 人の計画の甘さが気になる
    • -> 自分は「計画立て」が得意かも?
  • 資料の雑さが気になる
    • -> 自分は「丁寧」かも?
  • 論点が定まらず脱線していく時が気になる
    • -> 自分は「論点を整理して考えたり話すこと」が得意かも?
  • XXXを考慮して設計/実装ができていないことが気になる
    • -> 自分は「XXXを考えること」が得意かも?

人は「自分が当たり前にそうすること(自分の強み)は、他の人も同じようにできるはずだ」という無意識の思い込みがあるそうです。
自分ができることを他人ができない時にイライラします。

日々の業務でイライラする時があれば、いい機会と思って何にイライラしているかを改めて考えてみましょう。思わぬ発見があるかもしれません。

STEP3:ほんの少しの刺激でコンフォートゾーンを広げる

これまでの方法で、「やりたくないこと」「強み(できること/得意なこと)」が少し見えてきました。
次は、そこから一歩だけ自分を刺激してみます。

ずばり これはコンフォートゾーン(※)に留まりたいだけじゃないか? を自問します。

※コンフォートゾーン:心理学などでは、ストレスや不安が無く、限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す(wikipedia)。

「ただ単に楽したい」のか「そうじゃないか」を自問し「ほんのちょっぴり挑戦要素を入れる」、そんなことを自分はよく考えてます。ちょっぴりという塩梅が大事だと思います。挑戦要素ばかりにすると自分は疲れちゃうので。

番外編:昇進だけが成功じゃない(ピーターの法則)

ピーターの法則は、教育学博士で南カリフォルニア大学のローレンス・J・ピーター教授とレイモンド・ハルの共著で紹介されました。

同書によれば、「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する」(引用:『[新装版]ピーターの法則(原題:The Peter Principle)』p.27┃ダイヤモンド社)とされています。

具体的には、有能な人は限界に達するまで上位の階層に昇進し、その人にとっての最上位の階層で無能化します。そして、無能な人は昇進せず同じ階層にとどまり続けます。

そのため、結果的に階層社会のすべての人が無能化することになります。
引用元

ピーターの法則は、人は誰しも最終的に無能レベルに行き着くという面白くも怖い法則です。
自分の可能性を信じることも大事ですが、最終到達点(無能になるレベル)に来てないかを考えることも同じく大事だと思っています。
また、最終到達点は道ごとに違うと思います。自分を信じて進む、他の道を選ぶ、一歩前に戻る、いろんな選択肢を考え少しずつ変化できればいいのかなと考えています。

昇進が正解とは限らない。
自分にとっての“適正な高さ”を、自分で選べるようでありたいと思っています。

さいごに

悩みながらキャリアを考えている一個人の事例でした。
同じように悩みを持つ方の、ほんの少しのヒントになればうれしいです。

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