😇

Apple Developer Programの登録で苦戦した話

に公開

Apple Developer Programの本人確認で無限ループに陥った話と解決策

Apple Developer Programへの登録は、開発者にとって避けては通れない道です。しかし、その最初の関門である「本人確認」で、まさかの無限ループに陥ってしまいました。今回は、その苦い経験と、最終的にどうやって解決したのかをお伝えします。


運転免許証がない場合の本人確認の罠

Apple Developer Programの本人確認では、運転免許証・パスポート等が求められますが、私は運転免許証を持っていないため、まずは健康保険証で試みました。しかし、何度アップロードしても承認されず、本人確認のプロセスは一向に進みません。

「もしかして、健康保険証では情報が足りないのか?」そう考え、次に用意したのはマイナンバーカードです。顔写真付きで公的な証明書なので、これで問題なく通るだろうと確信していました。しかし、ここからが本当の地獄でした。


カメラでの読み込みはできたのに…無限の待ち時間

マイナンバーカードに切り替えて、いざ本人確認の再挑戦。ウェブサイトの指示に従い、スマートフォンのカメラでマイナンバーカードを読み込ませると、幸いにも画像自体は読み込まれました。 そして、表示された情報が正しいか確認し、住所などの追加情報を入力するステップに進んだのです。

「よし、これでいける!」と安堵したのも束の間、そこから画面が全く進まなくなりました。 読み込み中の表示が出たまま、いくら待っても次のステップに進まないのです。照明を変えてみたり、角度を変えてみたり、別のデバイスで試してみたりと、考えられる限りのことを試しましたが、結果は同じ。延々と「処理中」のような表示を見つめ続けることになり、精神的にかなり消耗しました。この時点で、「一体どうすれば良いんだ…」と途方に暮れていました。


最終手段!Appleサポートへの連絡が最短ルートだった

ウェブサイトでの本人確認がどうしても進まない状況に、私はついにAppleサポートへの連絡を決意しました。ウェブサイトの不具合なのか、それとも私の手続きに問題があるのか、とにかく現状を打開したかったからです。

もはや自力での解決は不可能だと感じた私は、「もう面倒くさいから、全部メールでやってもらおう」という気持ちでサポートに連絡しました。メッセージには、**「メールで身分証を送るのでそちらで処理をしてください」**という旨を具体的に伝えました。

すると、担当の方から丁寧に返信があり、マイナンバーカードの画像をメールで送付する形で本人確認を進めてくれることになりました。言われた通りにマイナンバーカードの表面と裏面(指示された通り)を撮影し、指定されたメールアドレスに送信。これで解決するのか半信半疑でしたが、メールを送った次の営業日の昼過ぎには、無事に本人確認が完了した旨のメールが届きました。あの無限ループが嘘のように、あっけなく解決したのです。


これからApple Developer Programに登録する方へのアドバイス

私の経験から強く言えることは一点。もしApple Developer Programの登録、特に本人確認で苦戦したら、無理せずすぐにサポートに連絡することです。

ウェブサイトのシステムトラブルや、個々の環境による問題など、私たちユーザー側では解決できない問題も存在します。時間を浪費して試行錯誤するよりも、プロであるAppleサポートに状況を伝え、指示を仰ぐのが最も早く、確実に登録を完了させる方法だと痛感しました。私の場合は、メールを送った翌営業日には解決の連絡が来ています。

この経験が、これからApple Developer Programに登録される方々のお役に立てれば幸いです。

Discussion