AWS SAP取ったよログ
はじめに
AWS SOA取得から約1ヶ月ちょいでAWS SAPに合格するために実践した学習プロセスを共有する。試験対策はCloudTechのみに絞って学習を進めた。
学習方法は以前に受験したSAAとほぼ同じだが、とりあえずログとして...
- 01/27 SAA
- 02/06 SOA
- 02/12 DVA
- 03/06 SAP(受験ログ)
SAAとの比較
SAP固有の問題というのは意外と少なく、基本的には大規模設計をメインにした応用問題になる。SAA/SOA/DVAを取得済みなら初見でも5割程度は点を取れるはず。長文読解に慣れつつ、大規模設計における設計パターンを頭にちょっとずつ入れていけばOK。
学習全体の流れ
試験概要とスケジュール
- 試験: AWS ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル (SAP-C02)
- 受験日: 2025/03/06
- スコア: 806点
- 学習期間: 約1ヶ月ちょい
- 試験日直前に体調崩したり業務で圧迫されたりしたので、学習時間が10日ほど伸びてしまった
AWSの業務経験は2年ほどだが、他のエンジニアが組んだインフラを調整する程度の知識しかなかった。学習にはCloudTechをメインに活用し、問題演習を繰り返しながら理解を深める方針で進めた。
使った教材
CloudTech
02/13に学習をスタートし、CloudTechの問題を1日30~50問ペースで解いた。1日100問ぐらい解くことを目標にしていたが、いかんせん文章量と周辺の知識の拾い直しがしんどかったのでペースを落とす。長文問題に慣れつつ、適切な設計パターンをインプットすることをとにかく意識する。
試験日前までに全問を2周。1週目は平均5~6割、2週目は7~8割ぐらいの正答率に。
補足:模擬演習サイトの是非について
AWSの公式見解としては、認定試験の問題を不正にコピー・共有する行為は規約違反に該当する可能性がある。そのため、AWSの公式模試やドキュメントを活用するのが本来の推奨ルート。
一方で、CloudTechの問題は公式の模試やハンズオンとは異なる視点から学習できる利点があるため、多くの受験者に利用されている。しかし、倫理的な観点やAWSのポリシーに沿った学習を心掛けることが重要であり、単に問題を暗記するのではなく、設計思想やベストプラクティスを理解することを意識しておこう(合格優先のため今回は利用した)
公式問題(20問)
AWS公式にSAP試験の過去問があるので当日の朝に解いた。結果は6割ぐらい。割と新しめの概念がいくつかあるので、やっといて損はないはず。
ChatGPT
SSAのときと同じく、以下の点をChatGPTに聞きつつ理解を深めていく。
- 設問におけるキーポイントはどこか
- なぜこの選択肢が正解なのか
- この設問における一般的なベストな設計
- ありがちなアンチパターンについての事例
- そもそもこのサービスは現状使われているのか(実務上であんま使われないやつとかあるので)
試験当日の流れと感想
受験当日
- 03/06 10:15~のオンライン受験を選択
- 業務で勉強時間が圧迫されてしまったので、23:00ごろから徹夜して勉強しつつ受験
- 最初の25問ぐらいが明らかに難易度が高くて開始直後から萎え気味に
- 試験時間は180分だが、140分程度で回答完了。疲れていたので見直しはせず、そのまま提出
- 結果は806点で合格
試験を終えて感じたポイント
- とにかくAWS推奨のベストな設計パターンを頭にいれておく
- 問題によってはキーワードだけ拾えば正解できたりするので、長文を全部読む必要はない
- SAA合格済みなら2週間ミッチリやれば受かりそう
今後の展望
だいたい1.5ヶ月ぐらいでSAA/SOA/DVA/SAPまで取得できた。TOEICの試験も控えているので英語の勉強も継続しつつ、CCNAあたりのネットワーク関連、簡単に取れそうな基本情報、色々潰しが効きそうなPMPあたりを取得したい。
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