WASD Inc. の Zenn Publication はじめました
WASD Inc. (ワスド株式会社) が Zenn Publication (2022/10月時点クローズドベータ中) に承認されました! 🎉
今後、弊社メンバーによる Zenn 記事の投稿はこちらで確認できるようになります。
発表されたときからぜひ使いたかった機能のため、使えるようになりとても嬉しいです!
なぜ Zenn Publication なのか
社内ドキュメントより公開記事を残したいから
皆さんは新規実装にチャレンジするときや未知のエラーに遭遇したとき、どうやって情報収集しますか?
「ググる(検索する)」、「GitHub の issue を見る」、「社内ドキュメントを見る」、「周りに聞く(Slackにつぶやく)」など色々な行動が考えられると思います。
ここで「社内ドキュメントを見る」、という行動が常に最初に来る場合、それはドキュメントが整備されているとても素晴らしいチームです。
しかし、そこに書いていないことが出てきた場合はやっぱりググると思いますし、そのドキュメントを書いている人は正しい情報を書くためにググりまくっていると思います。
またこれは社内ドキュメントに力を入れているようなチームを仮定した場合であって、そもそも大半の場合は社内ドキュメントを見るより先にググることのほうが多いのではないでしょうか。
もちろん設計や社外秘のドキュメントについては社内にとどめておく必要がありますが、どうせググるのであれば公開できる情報は積極的に公開記事としてストックしていったほうが、自分たちも情報にアクセスしやすくなりますし、ついでに他の誰かのためにもなるんじゃないかなと思っています。
記事投稿のハードルを少しでも下げたいから
弊社ではもともとテックブログも運営しています。
だいたい1ヶ月に2本くらいの記事投稿を目標としているのですが、公開されないままずっと下書きの記事が生まれてしまったり、 Part1 とタイトルに入れたものの Part2 が書かれることはないというようなテックブログにありがちな状態になっています。
これは個人的な感覚ですが、会社のブログとして発信していこうとすると、何かしらのストーリー性やメッセージを持たせたくなってしまい、超大作になりがちです。
一方で単に勉強になったことや知見を残していくようなストーリー性のない技術記事も気軽に書いていくべきで、こういった記事は Zenn のようなサイトのほうが発信しやすいと思っています。
それもあり実際に自分もテックブログがありながら別に Zenn に記事投稿するということをやっていましたが、これらの記事も会社の発信に紐づくようになるのは嬉しいです。
心理的ハードルのほんの少しの違いでも、投稿頻度としてはかなり違いが出てくるんじゃないかなと思っています。
理念に共感したから
前掲の パブリケーション機能をクローズドβでリリースします というお知らせ記事を読んだ中で、特に
テックブログに投稿する記事を著者本人のものに
という理念に強く共感したため、読んだ後すぐに申込みさせていただきました。
Findy や LAPRAS といったサイトはすでに Zenn に連携できるようになっているようですし、 GitHub の「草」などと合わせて会社の仕事を頑張っていたら勝手に個人のキャリアパスにもプラスに働くような環境を整えられるといいなと考えています。
Zenn Publication 機能はまだクローズドベータテスト中ですが、今後もこれらの理念に基づいたアップデートが行われていくといいなと期待しています。
まとめ
技術記事の発信はボランティアでやっていくにはあまりに大変です。
結果的に組織や世の中にプラスに働くのであれば、その原動力は自分本位なものでも構わないですし、むしろそちらのほうが継続しやすく健全だと思っています。
会社のブランディングという目的の他にも、例えば Like がほしいという承認欲求でもいいですし、転職するときにポートフォリオとして使えるという理由でもよいので、メンバーそれぞれが自分なりの目的意識を持って情報発信していければ嬉しいです。
宣伝とこれからの意気込み
私たち WASD Inc. (ワスド株式会社) は店舗の接客業務をDXするサービス「デジちゃいむ」を開発しています。
React (Next.js, React Native), TypeScript, GraphQL という技術スタックで開発をしており、その中でも特徴的なものとして Hasura というツールを使っているのですが、日本国内での認知度はまだまだ低いので、その辺りの知見を気軽に共有できればと思います。
先に触れたように自社テックブログの記事も運営していますが移行する予定はなく、単発の記事は Zenn で、ストーリー性のあるものは自社ブログで、エンジニア以外にも読んでもらいたい記事は note でといったように使い分けができるといいかなと思っています。(いずれ集約したくなるかもしれませんが)
よろしくおねがいします!
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