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Inch, Pixel, dpi について
基本
Inch
- 物理的な長さ, 1inch = 2.54cm
Pixel
- 画像や画面を構成する最小単位
dpi, dots per inch
- 1inchあたりに何個のドット (ピクセル) があるか
例
Pixel / dpi = Inch
スマホ
- Pixel
- 1080px 幅
- dpi
- 400dpi
- Inch
- 約2.7インチ 幅
A4印刷
- Pixel
- 2480px 幅
- dpi
- 300dpi
- Inch
- 約8.3インチ(21cm)幅
2480px ÷ 300dpi = 約8.3インチ(21cm)幅となります。
この 21cm という幅は、A4 用紙の標準幅(21.0cm)とちょうど一致します。
そのため、2480px の画像は 300dpi で印刷すると A4 用紙の幅いっぱいに印刷されることになります。
低解像度印刷
- Pixel
- 2480px 幅
- dpi
- 150dpi
- Inch
- 約16.5インチ(42cm)幅
2480px ÷ 150dpi = 約16.5インチ(42cm)幅となります。
dpi の値が半分になるとサイズが倍になることがわかります。
150dpi は印刷品質としては低解像度とされ、近くで見ると画像が粗く見える可能性があります。
一般的に印刷では 300dpi が高品質の標準とされています。
dpi, ppi の違いについて
dpi と ppi は似た概念ですが、使われる場面が異なります:
- dpi(dots per inch) は主にプリンターで使用されます。物理的なインクのドットの密度を表し、印刷品質を示す指標です。
- ppi(pixels per inch) は主にデジタル画面(モニター、スマートフォンなど)で使用されます。デジタルピクセルの密度を表し、画面の解像度を示します。
実際の計算では、どちらも「1インチあたりの点の数」という同じ考え方を使います。
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