AI開発支援ツールについてまとめてみた
はじめに
AI支援開発ツールが急速に発展しており、このまま知らない状態だとハンデを負うと思い初心者ながら調べてみました。とりあえず全体像をつかみたいため、何があるのかを把握できるように整理をしています。このため課金体系をなどをあまり深堀はしていません。また、あまり詳しくないため間違いが含まれるかもしれません。
2025年5月時点の情報です。
エディタ
AI支援ツールが使いやすそうなもののみ。
VsCode
情報が多いので省略
Cursor
VsCodeをfolkして作られたAI支援ツールに特化したエディタ。
Command + Kでコードの支援してもらうなどカスタマイズされているみたいです。
ややVsCodeとUIが異なっている。
VsCodeのMarketplaceを利用することができCursor向けの拡張があったりします。
Windsurf
AI支援を受けやすくしたエディタ。シンプルな構成でCursorが熟練者向けならこちらは初心者向けらしい。Codeiumを開発した会社が作成しています。
略しますが、JetBrains社のIDEもAI支援ツールを使えます。
支援ツール
エージェントとか補完機能で調べて出てきたものをまとめました。
汎用性のあるものはできる限り取りつくしたはずです。
GitHub Copilot
GitHub純正の補完などを行ってくれるエージェントです。
GitHubと連携しており、PRのレビューもしてくれます。
2000補完/月、50チャット/月の無料枠があります。
Cline
これを使うことでチャット、編集、実行をしてくれ、開発効率を上げてくれます。
入力はシンボルを使うことでコピペでペタペタしなくてもよいように、ファイルなどを入力しやすいように設計されています。
MarketplaceからMCPサーバーを選択できます。
モデルは自由に選択可能です。
MCPサーバーとは
Roo Code
Clineをfolkして拡張したものです。Clineより細かく設定ができるらしい。(コード編集かデバッグを行うのか事前に指定したり、プロンプト入力とかができる)
Bao Cline
中国産でRoo Codeをfolkしたものです。
Continue
補完とチャットができます。
Cody
コード検索アプリのSoucegraph社が開発した支援ツール。
チャット、コード検索、エージェント機能、自動バッチ作成などがあります。
Gemini Code Assist
無料枠が大きいです。
Codeium
エディタWinfsurfの会社が作成しています。無料プランでも補完が無制限です。
Azazon CodeWhisperper
AWSのサービスと連携しており、コード補完がAWS上のサービスに基づいてしてくれるようです。
Devin
自律支援ツールで自動でコード作成からデプロイまで行ってくれるらしいです。
無料プランはなく$500からとなります。
Tabnine
昔からあるコード補完ツール。
Kite
python向けのコード補完ツール。
もともとあった会社が解散するにあたりオープンソース化しました。
Chutes AI
DeepSeekとの連携が強そう?
日本、海外の記事が少なそうであまり調べられませんでした。
追記
Roo CodeをfolkしたCool Clineというものがあったみたいですが音もなくリポジトリが消えたみたいです。
統合
様々なモデルをまとめて、モデル切り替えの手間を省いでくれます。
このツールが適切なモデルを選択して自¥処理を行うなど、モデルを使用した様々な機能を提供するツール。
Glama
1000以上のモデルが呼び出せます。検索などできることが多そうです。
Openrouter
無料で使えるモデルが多く、10$で1000リクエスト使用できます。
Requesty
LLMモデルを適切に選び、低コストで提供しているようです。
vscodeで拡張機能があります。
LiteLLM
pythonで書かれたモデルのラッパーです。
Unbound
セキュリティがしっかりしているみたいです。
生成AI
生成AIとその各モデルについてです。
あまり詳しくないので、簡単に書いています。
Gemini
高度なPROと軽量なflashがあります。
無料枠が大きため個人開発で使いやすそうです。
Claude
Anthropic社のモデル。文章生成能力が高いらしい。
軽量なHaiku、中規模のSonnet、推論を行うOpusがあります。
OpenAI
ページを検索したり、推論をするモデル、汎用的なモデル、軽量なモデルが存在します。(名前がすぐ変わるので具体名は略)
Deepseak
中国産。
汎用モデルのほかにR1は推論モデル、R1-ZEROをもとにして作成された。
ほかにもコードや数学向けに特化したDeepSeek Coder V2やDeepSeek MATHなどがある。
Vertex AI
Google Cloudが提供するカスタム可能な毎月100回まで無料で使用できるGoogleのモデル。
Groq
早い推論を行うのが売り。
Human Relay
Gmail、Notionなど日常で気に使用するツールと組み合わせて使いやすそうです。
LM Studio
ローカルで走らせられるモデル。商用利用不可。
Mistral
フランスのスタートアップが手掛けた。少し触れたところチャットのレスが早いように感じました。
チャット
Ollama
ローカルで動かせるLLM。
対応しているインターフェースが多いです。
xAI(Grok)
イーロンマスクが設立してxAI社が開発した、Twitterでよく呼び出されユーザを煽ります。
実用向けかはわかりませんがチャットが強そう。
cursor small
Cursor向けのモデル。課金されずに無料で使用できる中~小規模モデル。
Amazon Bedrock
AWSのサービスの一つです。
その他
VS Code LM API
vscode経由でLLMを使えます。
個人開発だとCursor + Roo Code + Cody + Gemini Flashまたは(VsCode or Cursor) + Gemini Code Assistがよさそうです。(セキュリティ面を考慮しないなら)
参考
ツールリンク
一部のみなので後で追加します。
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