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左手デバイスはStream Deckがおすすめ

2021/01/16に公開約2,800字

Stream Deck

現在入力デバイスに、キーボードHHKBと、ポインタデバイスExpertMouseを使っています。
そして最近Stream Deckというものを使ってみたのですが、これがすごくよかったので報告です。
※Stream Deck? STREAM DECK? 公式サイトでもわからず

Windows/macOS対応のショートカット、アプリケーションのランチャーです。

管理画面はこんな感じで、簡単に操作できます。

特長

  • 機能を目視できる
    自由にアイコンを設定できるから、キーの位置を覚えなくてもよい。

  • タイプ+Enterが登録できる
    他のスニペットアプリや、ターミナルのコマンドとも組み合わせられる。

  • 連続した動作を組み込める

    1. VSCodeをActive
    2. cmd+shift+n(新規ウィンドウを開く)
    3. cmd+r でプロジェクト選択

    とかもワンキーで行えて便利。

  • フォルダの階層で管理できる
    いくらでもアプリを登録することができる。

  • 管理アプリが使いやすい
    キーマップをコピペできる。(複数キーを同時に操作することはできない)
    管理画面と端末の画面が常に同期している。
    すべてキーボードで操作できる。
    アプリケーションをドラッグ&ドロップで登録できる。
    管理アプリもランチャーに登録しておくのがおすすめ。

その他

タッチの感覚はjubeatに少し硬めの樹脂感を加えたような感じで、適度なクリック感があり、強く気持ちよく叩けます。長時間使用すると少し疲れそう?

詰め込むとフォルダの切り替えに時間がかかるようになりますが、アイコンの描画前でも先行してタッチを受け付けてくれるのも嬉しいところ。

Amazon商品のタイトルにライブコンテンツ作成コントローラと書いてあるので、プログラマーでも使えるのか?と疑問はありましたが杞憂でした。とても使いやすい。
注意点としてはPCとの接続がUSB-A (2.0/ XLは 3.0) なので、macと接続するにはUSB-Cに変換するコネクタが必要です。

左手デバイスをお探しの方、ぜひ一度お試しあれ。

追記

2021年01月18日
切り替えずに多くの操作をしたいのと、ブックマークなども細かく登録してみたいのでStream Deck XLにアップグレードしました。別世界ですごくいい

2021年02月12日
これがあったら便利だろうなと勝手に思ってキーを追加すると、使わないキーが多くなるので、実際によく使うショートカットのみを追加するようにしたほうが使いやすくなりそう。
また、キーを叩く回数を減らすためにフォルダでの整理は最低限にしておきたい。

2021年08月11日
ちなみに、現段階でのプロファイルは以下のようになっています。

  • Default
  • Links

    ※案件で使用するURLなどを設定しても便利

Tips: 深い階層からHOMEに戻りたい場合、"Switch Profile" で現在(自身)のProfileを設定すると一手で戻れる(すべての画面の左下に配置しています)

設定ファイル(プロファイル)のバックアップ方法は、Exportしてファイルを管理するしかなさそう。

あとがき

私はマウスを左手で使うので、実際は左手デバイスを右手で使っています。
左手はマウスから外さず、キーボードを右手で使う必要がある場合、主要なショートカットが左側に固まっているので押すのが大変です。

また私の使っているHHKBは、キートップの刻印が目立たず目視で何キーかを判別することが難しいため、右手で左手位置のショートカットを押すのがとても億劫でした。

そこでワンキーで呼び出せるランチャーみたいなものがあると便利だなと思い、探していました。

  • XP-Pen
    キーの数が少なすぎました。もう少しキーを登録したい。
    回転させる場所もお絵かきのブラシサイズ変更にはとても使いやすそうですが、プログラマーにとってはあまり活用方法がなさそう。

  • Orbital2
    設定できるキーの数はかなり多いのですが、使ってみると操作に一手多くなりがち。
    上下左右とその斜めの計8箇所、端末の端がボタンになっていてクリックできるのですが、斜めを押すことが極端に難しいため、実質ボタンは4つと考えたほうがよさそう。

結局のところ、入力デバイスで "文字" を扱う必要があるため、今後もキーボードは必要そう。
左手デバイスはキーボードを置き換えるものではなく、あくまで入力や操作をサポートする端末の位置づけになりそうでした。

Discussion

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